[ニューバランスカップ]昨季躍進・東海大相模、市立船橋に3発勝利!「勝ったことで自信になる」と指揮官
ゲキサカ / 2018年1月6日 21時20分
[1.6 NB CUP in時之栖準決勝 東海大相模高 3-1 市立船橋高 時之栖裾野G]
第96回全国高校サッカー選手権出場を逃した強豪48校の新チームが2018年のスタートを切る「2018ニューバランスカップin時之栖」(通称:裏選手権)は6日、準決勝を行った。神奈川県予選8強の東海大相模高は千葉県予選準優勝の市立船橋高と対戦し、3-1で勝利した。
東海大相模は新チーム結成後、練習試合で対戦した東福岡高、長崎総合科学大附高など選手権出場チームを撃破。今大会では大谷室蘭高、四日市中央工業高、武南高との予選リーグを3連勝で突破し、決勝トーナメントでは前年度覇者の西武台高、八千代高を破って勝ち上がった。
一方の市立船橋は昨年末に行われた横山杯決勝で前橋育英高に惜敗。帝京安積高、日本航空高、東海大仰星高との予選リーグを10得点1失点の3連勝で勝ち抜き、決勝トーナメントでは帝京長岡高、桐生第一高を共に完封勝利で破ってきた。
どちらも4-3-3のシステムを採用し、アンカーが2人のCB間に入ってビルドアップを進める両チーム。序盤は前から追いかけるプレッシングでパスをつなげない場面も見られたが、次第に球際で上回るようになった東海大相模が主導権を握った。
前半5分、東海大相模は右ウイングのMF横山翔大(2年)がカットインシュートを放ち、直後の6分に試合を動かす。左サイドから攻め込み、中央のMF中山陸(2年)にパスが入ると、PA外で前を向いて右足を一閃。GK田中悠也(2年)の手をかすめたボールはゴール右隅に突き刺さった。
先手を取られた市立船橋も徐々にペースを取り戻す。失点時に危険なエリアを空けてしまったアンカーのMF田谷澪斗(2年)が左右にボールを散らすと、FW森英希(1年)のドリブルを中心に攻撃を展開。そこを起点に14分、MF井上怜(2年)のパスに反応して左を抜けたDF岡井駿輔(2年)のクロスを、DF余合壮太(2年)がスライディングシュートで押し込んだが、惜しくもオフサイド判定となった。
すると25分、MF有馬和希(2年)のパスやFW女井寛司(2年)の突破で勢いを増す東海大相模が追加点を奪う。1点目と同じようなポジショニングでパスを受けた中山が前を向き、再び右足でミドルシュートを放つと、アウト回転がかかったボールはゴール右隅に吸い込まれていった。
「引いてしまう、構えてしまう」(朝岡隆蔵監督)という対応から、前半のうちに2点のビハインドを負った市立船橋。35分ハーフの残り時間は、FW城定幹大(2年)の裏抜けで得点機をうかがったが、狙いを持ってオフサイドを取りに来る東海大相模の守備陣を前に有効な一手を繰り出せない。
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