角田先制!井上2発!確認、共有しながらチーム作る日本高校選抜が、筑波大に3-0快勝
ゲキサカ / 2018年2月8日 19時27分
[2.8 練習試合 日本高校選抜 3-0 筑波大]
U-18Jリーグ選抜と戦う「FUJI XEROX SUPER CUP 2018 NEXT GENERATION MATCH」(10日、埼玉)へ向けて埼玉合宿中の日本高校選抜が8日、筑波大と練習試合(30分×3本)を行い、CB角田涼太朗(前橋育英高)の先制ゴールとMF井上怜(市立船橋高)の2ゴールによって3-0で快勝した。
対戦した筑波大は大学選抜組など主力が不在。それでも球際厳しく、決定機になりかけたシーンでも最後の一歩まで諦めずにシュートをブロックしたり、スペースを埋めてくるなどボール、ゴールに対する執着心が強く、高校選抜にとっては学ぶ部分も多い試合だった。
高校選抜は1本ごとにメンバーを入れ替えながらのゲームに。4-4-2システムの先発はGK薄井覇斗(流通経済大柏高)、右SB後藤田亘輝(前橋育英高)、CB蓑田広大(青森山田高)、CB角田、左SB佐藤拓海(青森山田高)。中盤は田部井涼(前橋育英高)と宮本優太(流通経済大柏高)のダブルボランチで右SH菊地泰智(流通経済大柏高)、左SH井上。2トップは荒木駿太(長崎総合科学大附高)と圓道将良(旭川実高)がコンビを組んだ。
こぼれ球を拾った田部井が右足シュートへ持ち込むなど立ち上がりから攻める高校選抜は8分、先制点を奪う。田部井が左足CKをゴールエリアへ入れると、GKがファンブルしたボールに圓道が反応し、最後は角田が左足で押し込んだ。
筑波大へ進学する角田のゴールによって先制した高校選抜は、その後も田部井や菊地のパスなどから荒木と圓道が積極的にスペースを狙い、追加点を目指す。また守備面では自陣でのパスミスからシュート1本を放たれ、スペースを突かれたシーンもあったものの、高い位置からのプレッシングに加えて中盤、最終ラインのかかわりも良く、相手が攻めきる前にボールを奪い取っていく。
2本目はGKが濱田太郎(初芝橋本高)、右SB後藤田、CB嶋中春児(長崎総合科学大附高)、CB石井優輝(昌平高)、左SB角田、そして中盤は青木真生都(東福岡高)と稲見哲行(矢板中央高)がダブルボランチを組み、右SH井上、左SH田中雄大(桐光学園高)、そして前線で荒木と菊地がコンビを組んだ。
1本目終了後に平野直樹監督(履正社高)がフリーポジションや1タッチの意識、ピッチ上の全員が味方のトップの選手の位置を見ることを確認。稲見や青木が指示を遂行したことで1本目に比べて1タッチのパス交換が増えた高校選抜は、流動的な崩しや左サイドで圧倒的なプレーを見せていた角田の活躍などによってゴールへ迫る。
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