飯島先制弾皮切りに4発!個々の良さ出す回数増やした日本高校選抜が早稲田大に快勝
ゲキサカ / 2018年2月10日 0時6分
[2.9 練習試合 日本高校選抜 4-1 早稲田大]
3月末からの欧州遠征でデュッセルドルフ国際ユース大会に出場する日本高校選抜が埼玉合宿3日目の9日、早稲田大と練習試合(30分3本)を行い、FW飯島陸(前橋育英高)、FW荒木駿太(長崎総合科学大附高)、MF田中雄大(桐光学園高)、そしてMF青木真生都(東福岡高)のゴールによって4-1で快勝した。
対戦した早稲田大は高校選抜の“先輩”MF鍬先祐弥や、高校選抜MF田部井涼主将(前橋育英高)の双子の兄で今冬の高校選手権で活躍したMF田部井悠(前橋育英高)らが先発。高校選抜はまだ連係、判断の遅い部分もあって攻めきる前にボールを失ったり、相手ボールを奪いきれなかった部分もある。それでも狙いとしている連係や個々の良いプレーも出て4-1で快勝。前夜に横浜FMのキャンプから合流したCB生駒仁(鹿児島城西高)とFW町野修斗(履正社高)の2人と、U-19日本代表スペイン遠征帰りの飯島を加えた試合を良い形で終えた。
4-4-2システムの高校選抜の先発はGKが薄井覇斗(流通経済大柏高)で、4バックは右から後藤田亘輝(前橋育英高)、蓑田広大(青森山田高)、生駒、角田涼太朗(前橋育英高)。中盤は田部井と宮本優太(流通経済大柏高)のダブルボランチで右SH井上怜(市立船橋高)、左SH菊地泰智(流通経済大柏高)。2トップは飯島と町野がコンビを組んだ。
高校選抜は一度失ったボールを高い位置やサイドで奪い返して速攻を仕掛けたほか、セットプレーからも町野のポストプレーによってチャンス。15分には中央のスペースを鋭く突いた田部井がFKを獲得する。中央右寄りの位置から田部井が直接狙った左足FKは、クロスバーを直撃。この跳ね返りを「(田部井)涼が蹴るので絶対に枠に行くと思っていた」という飯島が、狙い通りに右足で押し込んで先制した。
前線からの連動した守備でボールを奪いかけながらも取り逃がしてピンチを招くシーンもあった。それでも、田部井、宮本中心に声を掛け合いながら集中力高い守備を継続。また、生駒が加わり、強固さを増した最終ラインも決定打を打たせない。角田の攻撃参加や井上の飛び出しなどからゴールを目指し続けた1本目を1-0で終えた。
2本目はGK湯沢拓也(前橋育英高)、右SB後藤田、CB嶋中春児(長崎総合科学大附高)、CB石井優輝(昌平高)、左SB佐藤拓海(青森山田高)の4バック、中盤中央に青木と稲見哲行(矢板中央高)、右SH井上、左SH田中、そして荒木と圓道将良(旭川実高)の2トップに変更した。
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