[新人戦]新生・浦和東、まず着手してきた堅守と“後半勝負”の2発で正智深谷撃破!:埼玉
ゲキサカ / 2018年2月13日 9時15分
[2.12 埼玉県新人大会準々決勝 正智深谷高 0-2 浦和東高 西武台第2G]
平成29年度 埼玉県高校サッカー新人大会準々決勝が12日に行われ、浦和東高が右SB菅瑞生(2年)とFW小川翼(2年)のゴールによって正智深谷高に2-0で勝利。浦和東は準決勝(17日)で成徳深谷高と戦う。
チームのベースとしてまず高めてきた守りの堅さを発揮し、狙い通りの後半勝負で快勝。浦和東が2年前の優勝校・正智深谷を破って堂々の4強入りだ。
前半は正智深谷にボールを握られ、自陣に押し込まれる展開だった。だが、OBでコーチから昇格した平尾信之新監督が「チームを立ち上げてから守備は組織的にやってきた」という浦和東は、声でチームを動かすCB上原龍(2年)を中心に局面で数的優位を作る部分や、ゴール前でシュートを打たせない部分を徹底。決定打を打たせずに前半を0-0で折り返す。
相手の快足FWオナイウ情滋(2年)に対しては常に2人がかりで対応し、同じく突破力のあるFW田中泰斗(2年)やMF波多野晟愛(1年)に対しても粘り強く食い下がってスピードに乗らせなかった。
そして、後半開始直後、浦和東が連続ゴールを奪う。1分、絶妙なポジショニングで上原の左足フィードを引き出した菅が、DFラインと入れ替わって独走。GKとの1対1から冷静に右足シュートを流し込んで先制した。
殊勲の菅は一瞬、戸惑ったような表情。「シュート上手いキャラじゃないので『入っちゃった』みたいな感じになってしまいました」と笑う。それでも、「自分は足が速いのでとにかく前に速く。こういう時は上原から強いボールが来るので、相手の裏を取ることを考えていました。自分が少し上がった時に相手の左SHがついてこなかった。(味方のSHと連係して)上手く外せました」というように、相手をよく見て、自分の特長を出した好プレーが貴重な1点をもたらした。
浦和東は畳み掛ける。3分後には左サイドから仕掛けたFW前田祥玲(2年)がゴールライン際まで深くえぐってラストパス。これをニアへ飛び込んだ小川が1タッチでゴールへ沈めて2-0とした。
「プラン的にも最初は守備で行って、後半攻めに行こうという感じだったので狙い通りでした」と小川。前半とは打って変わり、浦和東は攻撃で主導権を握っていく。前線で奮闘した小川やMF中野音央(2年)らが絡みながらボールを前進させると、相手から危険視されていたMF横田遙人(2年)やMF石塚陸斗(2年)がスピードを活かしてサイドを突破する。
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