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[新人戦]九州の宿敵対決。「使命感」持って戦う大津が東福岡に3発快勝し、3年ぶりV!

ゲキサカ / 2018年2月21日 13時26分

3年ぶりとなる九州制覇を果たした大津高イレブン

[2.20 九州高校新人大会決勝 東福岡高 1-3 大津高 宮崎県総合運動公園ラグビー場]

 平成29年度第39回九州高校(U-17)サッカー大会(九州高校サッカー新人大会、宮崎)は20日に決勝戦を行い、大津高(熊本1)が東福岡高(福岡1)に3-1で勝利。3年ぶり3回目の優勝を果たした。

 互いの成長を高める存在となっている2校による「九州ライバル対決」。昨年のプレミアリーグWESTで2敗していた“公立の雄”大津が、東福岡に強烈リベンジだ。MF松原亘紀(2年)は「意識していた東福岡にリベンジできて嬉しいです」と語り、この日左足首負傷を抱えながらも強行出場して1アシストしたエースMF水野雄太(2年)は「東福岡じゃなかったら出ようか出ないか考えないんですけれども、(相手が)東福岡だから出ました。ヒガシも全国レベルだと思うので、きょう勝ったのは自信になる」とライバルからの勝利を素直に喜んでいた。

 試合は切り替えの速さ、球際の強度などレベルの高い攻防戦に。立ち上がりは東福岡が押し込んだが、そこを凌いだ大津は10分に左サイドから崩してFW奥原零偉(2年)が決定的な右足シュートを放つ。だが、東福岡は至近距離からのシュートを日本高校選抜候補GK松田亮(2年)がファインセーブして得点を許さない。

 大津がハイプレスを繰り出す中、東福岡はショートパスを繋いでサイドから仕掛ける。だが、ハイサイドに入るボールを大津の右SB西原大地(2年)と左SB大場秀斗(2年)が素早くチェック。東福岡はセットプレーの数を増やしていたが、なかなか決定打を放つことができない。

 大津は奥原とFW大竹悠聖(2年)の2トップの動きが効果を発揮。スペースを作る動きと飛び出し、仕掛けで揺さぶりをかけ続ける。そして26分、大津が先制点を奪う。松原のパスを起点とした攻撃から、左中間でボールを受けたMF樋口堅大(1年)が奥原とのワンツーにチャレンジ。そしてリターンを受けた樋口が右足で先制ゴールを突き刺した。

 先制された東福岡は28分、MF中村拓也(2年)の左FKからFW大森真吾(2年)が決定的なヘディングシュート。後半開始からはより丁寧に繋いで、ボールを保持する時間を増やす。そして、セットプレーからチャンスも作った。だが、後半開始から水野を投入した大津は、その水野が強引に縦へ持ち込んでからシュートを放つなど巻き返し、敵陣でアタックする回数を増やす。

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