ゲキサカユース担当記者厳選「九州高校新人大会11傑」
ゲキサカ / 2018年3月2日 13時27分
ゲキサカの人気企画、「ユース取材記者が推薦する注目の11傑」。これまで実施してきたインターハイや選手権開幕前の注目選手特集に加え、ゲキサカ記者の取材大会から11名を厳選する企画を新たにスタートします。第1回は2月17日から20日まで開催された平成29年度第39回九州高校(U-17)サッカー大会(九州高校新人大会)での活躍が光った11名を選出。その11名を紹介します。
ゲキサカ高校担当・吉田「開催地・宮崎県代表の日章学園高と宮崎日大高がベスト4に進出して盛り上げた大会は、優勝校・大津高と準優勝校・東福岡高の強さや古豪・大分工高の奮闘も印象的でした。今回の11名は主にベスト4以上のチームから選出していますが、他にも予選リーグ敗退校含めて印象的なプレーをしていた選手が多数。毎年のように“面白い”選手がいる九州新人は今年も、発見のある大会でした」
以下、編集部・吉田選出の11名
GK松田亮(東福岡高2年)
「チーム方針でGK老川直利と併用されていたため、出場は3試合のみ。だが、ゴール前での存在感は大会随一だった。中学2年生から本格的にGKを始めたという松田はハイボールの処理、セービングなど着実にレベルアップ。特に『GKは蹴れないといけない』というこだわりを持つキックは必見だ」
DF吉村仁志(大津高2年)
「『NIKE NEXT HEROプロジェクト』イタリア遠征を経て、より意識を高めた“植田2世”。中学時代は無名も、そのポテンシャルの高さと“吸収力”で全国トップクラスのCBに。九州大会では『ヘディングでは絶対に負けない自信がある』というヘッドで攻守に相手を圧倒し、準々決勝では2ゴール」
DF井崎涼輔(東福岡高2年)
「183cmの長身CBは、準々決勝・鹿児島高戦と準決勝・日章学園高戦で2試合連続CKからヘディング弾。昨年からレギュラー、CB西田翔央不在の最終ラインをCB岩城雄大とともに支え、前線へのフィードでもアクセントに」
DF中村拓海(東福岡高2年)
「右SBというポジションに収まらないプレーエリアの広さを披露。右サイドから縦に仕掛ける突破も相手にとって脅威だったが、中盤中央に再三顔を出して、余裕すら感じさせるボールキープとパスで攻撃の組み立てをする部分でも存在感を示した」
MF福島隼斗(大津高2年)
「『タイトル獲るために走らないといけない』と掲げてチームのために走り続けた優勝校・大津のリーダー。苦しい試合展開、悪コンディションでは特に彼の守備、運動量が一際光った。精度の高いキック、セットプレーからのヘディングシュートも大津にとって大きな武器に」
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