ゲキサカユース担当記者厳選「九州高校新人大会11傑」
ゲキサカ / 2018年3月2日 13時27分
MF中村拓也(東福岡高2年)
「九州新人大会で特に“巧さ”が光ったMF。憧れの選手に『(中学時代から先輩の)中村健人くんとか、(現役時代の)グアルディオラ』を挙げる中村は、相手のプレッシャーをいなす技術と高精度のプレースキック、サイドチェンジなどにも注目。2列目からの飛び出しでゴールを奪う力も示した」
MF松原亘紀(大津高2年)
「対戦相手に『大津の7番は上手かった』と唸らせたレフティー。決勝戦で左足FKを見事にゴールへ突き刺して決勝点を挙げたほか、その正確な左足と右サイドからの突破によって全ての試合で大津の得点に絡んで見せた。『個で打開して点を獲れるようになりたい』と誓う」
MF河原淳(日章学園高2年)
「主将のMF比嘉将貴とともに日章学園の攻撃の中心となったアタッカー。『この身長でも世界とかでも戦っていけるところを見せたい』という小柄なアタッカーは個で局面を打開し、サイドからゴール前に飛び込む動きや右足キックで貴重な得点をもたらした」
MF水野雄太(大津高2年)
「大津のエースは今大会、快調な滑り出しを見せていたが、予選リーグ最終節の試合開始直後に負傷交代し、準々決勝、準決勝は欠場。それでも決勝の後半開始から出場すると、わずか28分間でインパクト十分のプレー。ゴール方向へ切れ込む仕掛けとシュート、ラストパスで試合を決める」
FW奥原零偉(大津高2年)
「筑陽学園での2得点を皮切りに、6試合で計5得点。先制アシスト、2点目に繋がるFK獲得、そして自らダメ押しゴールで勝利に貢献した決勝戦だけでなく、大会を通じて多岐に渡る活躍を見せた。『育成がいい』という理由で地元・東京を離れ、熊本の名門へ進学した点取り屋がMVP級の活躍」
FW矢野達也(大分工高2年)
「『FWは得点を決めないと、FWをすることはできない』という決意を持つFWは、那覇西高との初戦でハットトリックを達成。そして日章学園高、創成館高戦でも先制点を挙げて一躍注目度を高めた。大分U-15時代はボランチで右足キックも秀逸。FW転向によってその得点力、キープ力を含めた武器がより発揮されている」
Sub
GK小原司(日章学園高)、DF西原大地(大津高)、MF比嘉将貴(日章学園高)、MF日野翼(宮崎日大高)、MF野寄和哉(東福岡高)、FW三島光貴(宮崎日大高)
(取材・文 吉田太郎)
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