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身体の使い方が向上し“マーキュリアルな”プレー連発のFW和田とMF高木。日本代表MF倉田は「ミスを怖れずにやって欲しい」

ゲキサカ / 2018年3月20日 7時5分

日本代表MF倉田秋(G大阪、左)からアドバイスを受ける阪南大高FW和田育(右)と京都橘高MF高木大輝(中央)

 現役日本代表からのアドバイスが2選手のスピードを加速させた。2月25日、“史上最速選手”を育成することを目指したプレミアムクリニック「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」(全4回)の第2日目が行われ、午後のトレーニングには日本代表MF倉田秋(G大阪)が特別コーチとして参加。「MERCURIAL MASTERCLASS」を受講中の阪南大高(大阪)FW和田育(2年)と京都橘高(京都)MF高木大輝(1年)に1ランク上のスピードプレーヤーになるためのアドバイスを送った。

 JFA Youth & Development Programme(JYD)にトレーニングメソッドを提供している「NIKE ACADEMY」。スピードに特化したスペシャルトレーニング「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」の2日目午前は2対2のオフェンス・ディフェンスなどを実施した。

 初日は身体の使い方やその向き、ボールの置き所などを指摘された2人。スピードで抜け出してもラストの精度を欠くなど、自分の持っているスピードを十分に活かしきれていなかった。

 それでもこの日、高木が「身体の使い方が変わったし、腕振ることでスピードも上がる。コーチからスピードが上がったと言われて、自分でも相手を抜くことができて実感がありました」と振り返り、和田が「肩の力を抜くことを意識したのでそこが昨日と違ったと思います。しなやかに、敵が来てもスッとかわせた。背後に抜け出すとか昨日よりもできたと思います」と語ったように、2人は前日学んだことをより自分で理解し、ピッチで実践していた。

 加えて、鈴木友規フィジカルコーチから「重心の意識を持っているのがいい」「方向転換が上手い」など評価される動きを披露。2日目は和田が抜け出しから、力の入ったシュートを枠へ飛ばしてゴールを破れば、縦への突破でDFを“無双”していた高木はカットインから利き足と逆の右足でゴールを連発するなど好プレーを見せていた。

 そして、倉田がコーチを務めた午後、「プロでは仕掛けるまでの時間が少ない。足元で止めてから仕掛けるのではなく、ファーストタッチから仕掛ける意識を持った方がいい」とアドバイスを受けると、彼らだけでなく、サポートメンバーとしてともにトレーニングした他の高校生たちも、よりファーストタッチから仕掛ける意識を持ってプレーしていた。

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