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日本高校選抜が欧州遠征出発前日に順大と練習試合。逆転負けも積み上げ実感する内容に

ゲキサカ / 2018年3月26日 12時48分

日本高校選抜MF田部井涼(右)が順天堂大のMF名古新太郎と競り合う

[3.23 練習試合 日本高校選抜 1-3 順天堂大 市原スポレクパーク]

 第96回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜が欧州遠征出発前日の23日、関東大学1部リーグの強豪・順天堂大と練習試合(30分×3本)を行い、1-3で敗れた。日本高校選抜はオランダでアヤックスのアカデミーチームなどと対戦した後、優勝を目指して第56回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ、3月29日開幕)に出場する。

 着実に積み上げてきている実感がある。いよいよ最終メンバー18名が決まり、24日から欧州遠征に臨む日本高校選抜が強豪相手に積み上げの成果を示すようなゲームをした。4-4-2システムを組んだ日本高校選抜の先発はGK薄井覇斗(流通経済大柏高→流通経済大)、4バックは右SB 後藤田亘輝(前橋育英高→青山学院大)、CB 生駒仁(鹿児島城西高→横浜FM)、CB角田涼太朗(前橋育英高→筑波大)、左SB 佐藤拓海(青森山田高→神奈川大)。中盤は主将の田部井涼(前橋育英高→法政大)と宮本優太(流通経済大柏高→流通経済大)のダブルボランチで右SH 菊地泰智(流通経済大柏高→流通経済大)、左SH田中雄大(桐光学園高→早稲田大)、2トップは町野修斗(履正社高→横浜FM)と選手権得点王の飯島陸(前橋育英高→法政大)がコンビを組んだ。

 対戦した順大は今月1日に鹿島アントラーズ内定が発表されたMF名古新太郎主将(新4年=静岡学園高)や17年U-20日本代表のFW旗手怜央(新3年=静岡学園高)、CB村松航太(新3年=清水ユース)ら主力組が1本目に出場。高校選抜は序盤、前からボールを奪いに行くものの、寄せきれずに順大に正確なパスを繋がれて決定機を作られ、GK薄井のファインセーブで何とか逃れるシーンもあった。
 
 名古や旗手のキープ力に苦戦し、生駒や角田のところで凌ぐ場面もあった。ただし、田部井が「やるべきことが攻守の切り替えのところとチームとして決めたので、そこができていた」という高校選抜は徐々に切り替えの速い守備がハマり、敵陣でのインターセプトを増加。随所でボールへの執着心ある攻防も見せていた高校選抜は、ショートカウンターや相手の背後を狙った攻撃からチャンスを作り出す。20分には左エンドライン際へ抜け出した菊地の折り返しを田部井が狙い、30分には角田を起点とした攻撃から佐藤拓のアーリークロスに飯島が合わせる。

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