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日本vsウクライナ 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年3月27日 2時20分

会見場に入るバヒド・ハリルホジッチ監督

 27日のキリンチャレンジ杯でウクライナ代表と対戦する日本代表が26日、ベルギー・リエージュのスタッド・モーリス・デュフランで公式練習を行った。練習前にはバヒド・ハリルホジッチ監督が公式会見に出席した。

以下、ハリルホジッチ監督の会見要旨

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「ウクライナはマリよりさらにレベルの高いチームだ。W杯に惜しくも参加できない国だ。クロアチアとの2試合も見たが、素晴らしいプレーを見せていた。形の整ったいいチームだと思う。連動もしている。そのウクライナの攻撃と守備の特徴を本日、選手たちに見せた。非常に質の高いチームだ。この試合に向けて、選手たちには結果を求めた。前の試合(マリ戦)に関してはすべての面で満足しているわけではない。日本だけではないが、W杯が近づくと少し緊張感が高まっていく。その中でいろんな人のいろんな発言がある。少し発言が多いところはあまり良くないかなと思うが、それぞれが仕事を実行するだけだ。もちろん日本だけではないが、メディアはスキャンダル、話題になるものを常に探している。代表というのはどの国のものであっても聖なるものだ。我々のところで何か問題があれば、しっかり内部で解決するものだ。外部に対する発言はあまり良くない。

 W杯直前合宿の前の最後の活動だ。来日してから、できるだけ多くの選手に表現の場を与えてきた。最終予選だけでも43人の選手を招集している。少し多すぎるかもしれないが、さまざまな理由があって多くの選手を招集した。一番大きい理由はケガだ。本日の時点でも7、8人をケガで欠いている。これからは我々はしっかり一体感を持って進まないといけない。たくさんのスタッフがいて、選手がいる。団結していかないといけない。スタッフには日本人だけでなく、外国人もいるが、私たちも日本人の気持ちで挑んでいる。みなさんにも他のスタッフにもそのように扱ってほしい。3年間、ともに仕事をしてきた。難しいチャレンジが待っている。まだ準備はできていない。2か月後にどうなっているか。そこにはたくさんの要素が絡んでいる。私が先頭に立って、責任を持っていろんなことを促していかないといけない。しっかり準備したいと思う」

―マリ戦からどこをどう立て直すか。
「先ほども言ったが、たくさんのケガ人がいて、その影響もあるので、チームは常に変わっている。どのような選手が来られなかったかはみなさんもご存知だと思う。ケガをしてなければ、試合に出場していたであろう選手たちもいる。同時に選手を試したいという気持ちも私の中にある。例えば今回、3人の右サイドバックがケガしている。状況に強いられた変更も行っていかないといけない。このように変更点が多ければ、連動性は低くなる。30分の戦術練習で連動性をすべて高めるのは難しいところがある。内容が良くなければ『監督が良くない』『監督の言っていることが理解できなかった』という発言も出てくるかもしれないが、それはどのチームでも同じだ。W杯に向けて全員の理解を深めていきたい。

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