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日本vsウクライナ 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年3月28日 17時43分

─マリ戦も今回もフィジカル的な部分で差があったが、相手にとってより危険な存在となるためには何が必要か。
「もちろん、その差によって起こる問題というのがある。我々は自分たちの特徴を生かした守備と攻撃をしないといけない。もちろんフィジカル的なパワーで相手に対応するための強さを持った選手も必要だと思うが、我々の特徴に合わせたプレーが必要だと思う。中央にいる選手にはパワーの部分での対応も必要だと思うので、私もたくさんのオプションを見ている。そしてボールを持ったら攻撃のところで我々の瞬発力、俊敏性、スピード、リズムの変化、速いボール回し、前に向かう動きといったものが必要だが、今日は引いてもらう動き、相手ゴールに背を向けたプレーが多すぎた。そういったところも変えていかないと本大会ではうまくいかない。相手ゴールに背を向けて、引いてもらうというプレーが多すぎた。我々の特徴に合ったプレーを実行しないといけない」

─今遠征の収穫は。メンバー選考で序列が変わるところはあったか。るか。本田圭佑についてはどうか。
「このタイミングで世界中のどの監督も行ったことだと思うが、多くの選手をテストした。ケガの問題もあって、レギュラーと言える選手を5、6人呼べなかった。ブラジルやフランスではないので、その選手が欠けたところがのしかかってくる。ただ、その中で多くの選手を試した。試すことによって得た情報もある。もちろん、すべての情報が良いわけではない。まだ全員が最高の状態ではないと思う。これからクラブの視察も続けていきたい。

 例えば中島は一つの発見だった。多くの人にとってサプライズだったかもしれないが、長い間、我々は追跡していた。2試合とも交代で入ったが、満足のいく姿を見せてくれた。W杯に向けてチームを編成していくとき、その中にはスピード、パワー、いろんな要素を入れていかないといけない。23人の(中島)翔哉を選ぶわけにはいかない。特徴をミックスしていかないといけないが、現時点で言えるのは最終リストの作成は大変な作業だということだ。しっかり熟考して作成していきたいと思う。どのようなプレーをしないといけないのかというものは私の中にある。非常にパワーがあって、形を崩さないようなチームと対戦するが、そのW杯の厳しい要求に応えられる編成にしないといけないし、罠に陥ってもいけない。もちろんチームを応援している方々は、日本がボールを持って攻撃を仕掛け続けることを期待するかもしれないが、そのようなぜいたくなことはできないと思う。

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