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また後藤田決めた!!3戦連続追いつきドローの日本高校選抜、V4王者の連覇止めて準決勝進出!!

ゲキサカ / 2018年4月2日 10時57分

後半12分、右SB後藤田亘輝(前橋育英高→青山学院大)のゴールを喜ぶ日本高校選抜イレブン。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[4.1 デュッセルドルフ国際ユース大会予選リーグ 日本高校選抜 1-1 ザルツブルク]

 日本高校選抜が予選リーグ首位突破! 第56回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会は、1日に予選リーグ最終日を行った。日本高校選抜は、この日2試合目となる一戦で大会4連覇中のザルツブルク(オーストリア)と対戦。前半8分に先制されたが、後半12分に右SB後藤田亘輝(前橋育英高→青山学院大)が同点ゴールを決めて1-1で引き分けた。戦績を1勝3分とした日本高校選抜は、グループ2の1位を死守して予選リーグ突破に成功。4月2日の準決勝でグループ1の2位・ハダースフィールド(イングランド)と戦う。

 後半ラストプレーで同点に追いつき、引き分けに持ち込んだエバートン(イングランド)戦を皮切りに、ブレーメン(ドイツ)戦、そしてザルツブルク戦と3試合連続で先制されながらも追いついてドロー。もちろん、失点しないことが重要ではあるものの、失点しても挽回する底力を見せ続けている。

 このザルツブルク戦を首位で迎えた日本は引き分け以上、敗れても得点しての1点差負けなら予選リーグ突破が決まる状況だった。その中で選手たちは底力を発揮し、“ノルマ”を見事に達成。平野直樹監督(履正社高)も「なかなか粘り強いね。成長しているし、良い顔になってきた」とその成長を認める戦いぶりで準決勝進出を決めた。

 日本は約5時間半前に終わったブレーメン戦から先発1人をチェンジし、FW飯島陸(前橋育英高→法政大)が先発復帰。FW佐藤颯汰(日章学園高→北九州)と2トップを組んだ。4-4-2システムの中盤は右MFが菊地泰智(流通経済大柏高→流通経済大)で左MFが田中雄大(桐光学園高→早稲田大)。主将の田部井涼(前橋育英高→法政大)と宮本優太(流通経済大柏高→流通経済大)のダブルボランチ、右SB後藤田、CB蓑田広大(青森山田高→法政大)、CB生駒仁(鹿児島城西高→横浜FM)、左SB角田涼太朗(前橋育英高→筑波大)の4バック、そして GK薄井覇斗(流通経済大柏高→流通経済大)とボランチより後方は今大会不動の6人が先発した。

 前半は我慢の25分間だった。8分、DFライン背後へ落ちたボールに対し、連係の乱れが出て失点。平野監督からは幅を使って攻めるという指示が出ていたが、なかなかいい形でボールを奪えず、繋げない時間帯が続いた。

 田部井は「前半、全然良いプレーができていなかった。(失点後)ゼロで行くことだけを考えていました。後半に懸けようという気持ちでした」と振り返る。雨の中、連戦が行われたピッチはデコボコに。その中でザルツブルクはロングボールを中心の組み立てでサイドのスペースを狙い、そこから手数をかけずに決定的なシーンを作り出してきた。連戦で集中力を欠いたようなプレーも散見した日本だが、その中でも生駒を中心に最後までしつこく、また我慢強く守備して前半を1点差のまま折り返す。

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