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[アンブロGACH1-TR]「覚悟が違う」中京学院大中京、“手の内知る”中部大一に逆転勝ち

ゲキサカ / 2018年4月2日 13時0分

MF野々村京平(2年)のハットトリックで中京学院大中京高が逆転勝ち

[4.1 第2回GACH1-TR CAMP in東海 中部大一高2-4中京学院大中京高 ホンダ細江グランド]

 フットボールに「ガチ」で向き合うユース年代のプレーヤーのためにアンブロが行う「第2回 GACH1-TR CAMP in 東海」2日目が1日に、ホンダ細江グランドで行われた。元名古屋のGK伊藤裕二監督率いる中部大一高(愛知)と一昨年度の全国選手権に出場した中京学院大中京高(岐阜)の一戦は、中京学院大中京が4-2で勝利した。

 隣県に位置する両校の交流は深く、「中部大一とはしょっちゅう試合をする。距離が近いから、下手したら月に一度はやっていると思う」(中京学院大中京・福留直人監督)。序盤は互いに手の内を知る中でも、「今日はチームとしてどれくらいできるか確認する場」として挑んだ中京学院大中京が試合の主導権を握った。

 前半1分には早々と見せ場を作り、「本来は中盤の選手なので、前線で試合に出てもゴールというよりは自分がアシストをして、周りに決めさせることを意識した」と話すFW木村光我(3年)のパスから右サイドを抜け出したMF梶川滉介(3年)がゴールを狙ったが、GK近藤魁人(3年)に足で防がれた。

 以降もチャンスを作ったが、「チームとして、いつ攻撃に行くのか、いつ守るのかスイッチがバラバラだった。特に守備は奪われた近くの選手はすぐに行けるけど、遠いサイドの選手が遅かった」(福留監督)と守備の課題が露呈し、9分にはカウンターからFW小西真南斗(2年)に決められ、先制点を献上。15分には、「練習通り」という木村のクロスをMF野々村京平(2年)が頭で合わせて同点に追いついたが、直後に再び小西に決められた。

 二度目のビハインドを背負っても、中京学院大中京の選手は折れず、24分には木村のスルーパスから野々村が2点目をマーク。1年次からスタメンの座を張り、「コーチングの質が違うし、キックの精度も上がってきた」(福留監督)GK中野翔太(3年)ら4選手を投入した後半も、中京学院大中京は攻撃の手を緩めない。

 開始すぐに野々村が3点目を奪い、ハットトリックを達成すると、後半19分には左サイドを抜け出したDF安井貴都(3年)がフリーでシュートを決めて、タイムアップ。「昨日も4、5点獲って勝てた試合だったけど、シュートを外しまくって勝てなかった」(福留監督)中京学院大中京が前日の課題をきっちり修正し、4-2で勝利した。

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