ラストプレーの“サヨナラ弾”!!湘南がDF山根のプロ初得点で鹿島を下す
ゲキサカ / 2018年4月7日 21時34分
[4.7 J1第6節 湘南2-1鹿島 BMWス]
14位湘南ベルマーレがホームで7位鹿島アントラーズを2-1で下した。前半5分にオウンゴールで先制し、同7分に鹿島のFW鈴木優磨に同点弾を許したが、ラストプレーとなった後半アディショナルタイム4分にDF山根視来が劇的な決勝点を奪取。開幕戦以来、5試合ぶりの白星を挙げ、敗れた鹿島は3試合ぶりの黒星となった。
試合は開始から慌ただしく動く。前半5分、湘南は左サイドで攻撃を作り、中央で受けたMF菊地俊介がタイミングよく右へ展開すると、オープンスペースに走り込んだMF岡本拓也がPA内右から右足でダイレクトクロス。ニアに飛び込んだFW高山薫は合わせられなかったが、対応した鹿島DF犬飼智也の頭に当たったボールがネットを揺らした。
DF昌子源の負傷により、移籍後リーグ戦初スタメンで初出場を果たした犬飼。自らのオウンゴールで先制点を献上する厳しい立ち上がりとなったが、センターバックコンビを組むDF植田直通がすぐに相棒を助ける。
前半7分、植田が自陣で激しいチャージによって高山からボールを奪い、鹿島のカウンターを発動。左で受けたMF三竿健斗が右足で対角線上に糸を引くようなパスを通すと、走りながら受けた鈴木がGK秋元陽太との1対1を迎え、右足のチップキックでゴール左に流し込んだ。
3試合連続スタメンの鈴木はこれが今季リーグ戦初得点。前半16分には右サイドのMF土居聖真のバックパスからDF西大伍が右足でクロスを送り、ラインを上げた湘南の守備陣と入れ替わった 鈴木が至近距離からフリーでヘディングを決めるも、オフサイドの判定となった。
1-1となった後は鹿島がボールを保持して押し込んだが、湘南はGK秋元の好セーブなどで勝ち越しゴールを許さずにハーフタイムへ。後半開始から菊地に代えて今季初出場となるMF高橋諒を投入し、菊地がいたボランチにMF杉岡大暉、空いた左ウイングバックに高橋が入った。
後半のファーストシュートは鹿島。開始1分、PA手前のFW金崎夢生が相手を背負った状態からターンし、左足を振り抜くが、グラウンダーのシュートはGK秋元に止められた。
湘南も後半12分に高い位置でのプレッシャーによって波状攻撃を仕掛け、PA内左のDF大野和成が左足でシュートを放つ。しかし、植田にスライディングでブロックされた。これで得た左CKからキッカーのFW松田天馬が右足でクロスを送り、大野がヘッドで合わせるも、競り合った三竿に当たったボールはクロスバーを直撃。また、その前に三竿へのファウルを取られた。
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