高校選抜勝たせ、個人としても世界で評価得たMF田部井涼「経験を忘れずにプロになれるように」
ゲキサカ / 2018年4月11日 15時24分
第96回全国高校サッカー選手権の優秀選手中心に構成された日本高校選抜は3月29日から4月2日まで第56回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場し、5年ぶり2回目の優勝を果たした。
主将として前橋育英高(群馬)を初の選手権日本一へ導いたMF田部井涼(前橋育英高→法政大)は、高校選抜の主将を務めた今大会、準決勝と決勝で2試合連続ゴールを決めるなど計3得点の活躍。中盤で攻守において存在感ある動きを見せた田部井は大会ベストMFにも選出された。高校選抜のリーダーとして6試合を戦い抜いたMFが、デュッセルドルフ国際ユース大会の感想と今後への意気込みなどについて語った。
以下、田部井コメント
●MF田部井涼
―優勝、そして個人としても評価してもらった。
「まずは楽しかった大会でしたね。色々な試合があって、大変な試合もありましたし、今日みたいに自分たちでペースを握った試合もあって上手く対応できた部分もあったので、今後に活きる試合だったと思います」
―最終日に2試合連続ゴールを決めた。決勝は上手くDFラインと入れ替わってのゴール。
「自分、(セットプレーで)GK前やる時は結構セカンドボールを狙っています。(キッカーの荒木)駿太がファーを狙っていて、何回か見ていると、海外の選手は目先のボールには強いんですけれども、見すぎていて自分のマークを外すんですよ。自分の準決勝の1点目なんか映像で見たら全然マークが外れていて、海外は狙い目かなと思っていた。そこもここに来たからこそ学べたことでした」
―そしてスーパーボレー。
「正直、あそこはオフサイドだと思っていて……。でも、プレーを止めたらいけない、やり切ってしまおうと思っていい感じで決まって良かったです」
―オフェンスの部分でも点を決める選手になる。それが今大会は3得点。
「その部分というのは選手権終わってからですけれども、育英のサッカーを終えて法政や高校選抜に来て一番意識してやっていたこと。上手くいかない時も静岡のヤング(サッカーフェスティバル)の時とか、相手は一個下の年でしたけれども、自分の攻撃的なところが全然出せなかった。そこで気持ちを切らさずにやれたのが今回の得点に繋がった」
―予選リーグのエバートン戦は思うようなプレーができていなかった印象。
「一選手として全然ダメでした。ロングボールガンガン来る相手でもやれなければいけない。自分に比べて(宮本)優太なんか全然走れている部分もあった。コンディションも全然ダメだった。ロングボールでもやれないといけない」
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