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デュッセルドルフ国際優勝。高校選抜・平野監督「高体連の皆さん方の総力で勝ち取ったものだと思います」

ゲキサカ / 2018年4月13日 19時52分

デュッセルドルフ国際ユース大会で優勝し、胴上げされる日本高校選抜・平野直樹監督(履正社高)

 第96回全国高校サッカー選手権の優秀選手中心に構成された日本高校選抜は3月29日から4月2日まで第56回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場し、5年ぶり2回目の優勝を果たした。決勝戦終了後、優勝監督となった高校選抜の平野直樹監督(履正社高)に同大会を振り返ってもらった。

―決勝戦含めて4回先制されましたが、全て追いつき、決勝では逆転勝ちしての優勝です。
「(先制されても)動じないですよね。それは宮本(優太)や田部井(涼)がいて、他が思い切ってできるし、あの2人が兄貴分でいて、後ろで生駒(仁)や蓑田(広大)がしっかりと跳ね返してくれる。後ろの四角形の軸がしっかりしているので思い切っていけますよね。GK(薄井覇斗)も含めてゴール前の中心は木でいうと根っこと幹じゃないですか。太い幹のあるチームだったんじゃないかと思います。それに加えて、色々な枝葉があるチームだったと思います」

―実績があり、攻撃の軸だった飯島(陸)と町野(修斗)から最後は佐藤(颯汰)と荒木(駿太)にシフトした。
「(佐藤颯と荒木には)アグレッシブに前から守備して欲しいし、前からアグレッシブに行ってほしいしということで逆に行けるところまで行ってくれと。行けなかったら後に控えている人間はいるよ、という思いで起用しましたが、行き切ってしまいましたね。彼らも次に飯島と町野がいるから(結果を出さなければ)ヤバイ、と4人で良い競争ができたと思います」

―オランダでの練習試合2試合を含めて全8試合無敗でした。
「嫌らしい話なんですけれども、勝ち切り方、試合の終わらせ方っていうことにこだわって、我々のチーム独自のやり方なんだけれども、進めていこうと話していました。良く選手たちがやってくれました」

―合言葉の「前後際断」ができるチームだった。
「福島の田坂監督が御殿場合宿で一緒で、年末(年始)の候補合宿の時も指導者の集まりがあって、その時に一緒に食事をしている時に田坂くんに会っていました。彼も高校選抜を経験しているし、日本代表も経験しているので、そんな経験から『ちょっと話してくれない?』とお願いしたら、快く引き受けてくれた。その時に彼が言った言葉が『人は変えられないけれども、自分は変えられる』ということと禅の言葉で『前後際断』という言葉を言ってくれて、『今に集中しろ』ということで我々は良く言ったりもするんだけれども、彼の言葉がみんなの頭にちょうど残っていたので続けて自分たちも活用させてもらいました」

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