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[プレミアリーグEAST]「大槻さんには感謝しかない」。諦めずに戦った浦和ユースがAT同点弾で市船とドロー

ゲキサカ / 2018年4月22日 18時49分

後半アディショナルタイム、浦和レッズユースのゲーム主将CB白土大貴は執念のPK獲得にガッツポーズ

[4.21 高円宮杯プレミアリーグEAST第3節 市立船橋高 2-2 浦和ユース グラスポ]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグEASTは21日、第3節を行った。市立船橋高(千葉)と1勝1敗の浦和レッズユース(埼玉)との一戦は、後半アディショナルタイムに浦和ユースが追いつき、2-2で引き分けた。

 浦和は21日、ユースチーム監督から暫定的にトップチームの監督を務めていた大槻毅氏のトップチームヘッドコーチ就任と、ユースチーム監督に上野優作新監督が就任することを発表した。同日に開催されたユースチームの市立船橋戦は先制しながらも逆転される苦しい展開。それでも、開幕から暫定的にユースチームの指揮を執っていた石栗建コーチが「(今年のチームは)大槻が作ってきたチームで、戦うというベースは彼が言い続けてきたこと。(きょうは)チームで戦うという雰囲気を全員で出してやっていた」と評したように、諦めずに気持ちを全面に出して戦い抜く“大槻イズム”を発揮した浦和がアウェーで勝ち点1をもぎ取った。

 30度近い気温ということもあってか、前半は互いに前線から相手にプレッシャーをかけるのではなく、しっかりと守りをセットして相手のポゼッション、縦パスに対応する展開だった。なかなか攻撃のテンポの上がらなかったが、その中でよりゴールに迫っていたのは市立船橋の方。攻撃のスイッチを入れた際にはより多くのクロスやシュートまで持ち込み、FW西堂久俊(3年)のドリブルシュートや、右の快足SB畑大雅(2年)のクロスからFW城定幹大(3年)が決定的なヘッドを放つなど浦和ゴールを脅かしていた。

 一方の浦和はボールサイドに人数をかける守備が機能。だが、攻撃については立ち上がりにプッシュした時間帯を除くと、ビルドアップの途中でミスが出るなどPAまでボールを運ぶ回数を増やせていなかった。それでも、前半32分に浦和が先制点を奪う。MF上野夏輝(3年)の右CKから中央のCB遠藤龍河(2年)が先制ヘッド。市立船橋もFW賀澤陽友(2年)のキープ力を活かして反撃したが、浦和がリードしたまま前半を折り返した。

 市立船橋は後半立ち上がり、城定とMF鈴木稀裕(3年)がDFラインと入れ替わる形で決定的なシュート。朝岡隆蔵監督が「後半は中盤で前を向きはじめて、サイドを深く崩せた」と説明する市立船橋は14分、MF大関克弥(3年)の左CKからファーサイドのCB岸本駿朔(3年)が豪快なヘディングシュートを決めて同点に追いつく。

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