[プリンスリーグ九州]巧さとタフさ兼ね備えた鳥栖U-18が大津に5発快勝!開幕6連勝!
ゲキサカ / 2018年5月8日 20時37分
[5.5 高円宮杯プリンスリーグ九州第6節 大津高 1-5 鳥栖U-18 大津多目的G]
鳥栖U-18がインパクト十分の勝利――。高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ九州2018は5日、開幕5連勝で首位のサガン鳥栖U-18(佐賀)と3勝2分で2位の大津高(熊本)が直接対決。“アウェー”の鳥栖が5-1で快勝し、連勝を6へ伸ばした。
今年、日本一を本気で狙う両雄による注目の首位決戦。今回は鳥栖の強さが際立った。大津はMF福島隼斗主将(3年)と“植田2世”CB吉村仁志(3年)の注目2選手がケガ明け、そしてインターハイ予選を控えているため出場を回避。その中でMF松原亘紀(3年)やFW奥原零偉(3年)が中心になって食い下がっていたが、「個人個人としてはそんなに能力はないんですけれども一つのチームとして戦えるのが持ち味」(右SB林幸多郎主将、3年)という鳥栖が5-1で快勝した。
注目エースFW石井快征(3年)、CB平瀬大(3年)、MF松岡大起(2年)の3人がトップチームに2種登録されている鳥栖は5分、松岡の折り返しから石井が右足シュート。早速、大津ゴールを脅かすと7分、平瀬の縦パスが相手守備陣の連携ミスを誘う。CBとGKの間に潜り込んだFW秀島悠太(2年)が右足で先制ゴールを押し込んだ。
互いにボールを持つと後方から正確にボールを繋ぎ、フィニッシュ、ラストパスまで持ち込んで行くような質の高い攻撃。特に先制した鳥栖がゆとりのあるような攻撃を続ける。縦パスのコースを切られていても、GK板橋洋青(3年)や平瀬と久保勇晴(3年)の両CBが度々正確なフィードをSHの足下へピタリとつけて、そこから攻撃をテンポアップ。加えて、前線で存在感放つ石井が仕掛け、サイドへのパスでチャンスを演出していた。
一方の大津は前線の奥原が巧みな身のこなしでマークを外していたほか、188cmの俊足FW大崎舜(3年)が起点となってチャンスを作り出す。20分には松原からの縦パスが入ると、奥原が前を向き、最後はPAへ侵入した大崎が強引にシュートまで持ち込んだ。前半半ばを過ぎると、左SH高見柊真(3年)も突破口になるなど個とグループでの仕掛けで、400人の地元のファンを沸かせていた。
38分、鳥栖が大津を突き放す。右中間から松岡の放った右足FKがクロスバーを直撃。この跳ね返りを平瀬が頭で押し込んだ。大津は前半アディショナルタイムに右CKからファーサイドのCB西原大地(3年)が決定的なヘッド。だが、鳥栖はゴールライン上でDFがクリアして得点を許さない。
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