最後にドラマが待っていた…J1デビューMF鈴木雄斗が劇的ATヘッド弾!! 川崎Fが熱戦を制す
ゲキサカ / 2018年5月12日 17時54分
[5.12 J1第14節 柏1-2川崎F 三協F柏]
J1リーグは12日、第14節1日目を各地で行い、5位川崎フロンターレと7位柏レイソルが対戦した。ともにロシアW杯に臨む日本代表選出が期待されるFW伊東純也、FW小林悠が得点を挙げると、後半アディショナルタイムにJ1デビュー戦のMF鈴木雄斗が決勝ヘッド。2-1で勝利した川崎Fは、2015年10月以来1年半ぶりの連敗を2でストップした。
互いにACL出場のためルヴァン杯グループリーグがなく、他クラブが連戦を繰り広げる中で1週間ぶりに迎える公式戦。ホームの柏は前節磐田戦(●1-2)から先発3人を変えた。DF中山雄太、MF手塚康平、MF瀬川祐輔に代わり、DFパク・ジョンス、MF大谷秀和、MF小泉慶が入った。
一方の川崎Fは、前節FC東京戦(●0-2)から先発6人を変更。出場停止明けのGKチョン・ソンリョンがGK新井章太に代わって出場。DFエウシーニョ、MF阿部浩之、MF中村憲剛、MF家長昭博、小林が並んだ。[スタメン&布陣はコチラ]
先にチャンスをつくったのは柏。前半6分、小泉が鋭いミドルシュートを狙ったが、クロスバーに阻まれた。さらに同13分、FW江坂任のスルーパスに小泉が抜け出し、シュートはDF奈良竜樹がブロック。こぼれ球を伊東が狙うも、わずかに右へ外れた。
一方の川崎Fは前半17分、MF守田英正のボール奪取から中村につなぎ、阿部のシュートは枠外。同22分には家長のサイドチェンジからDF車屋紳太郎が折り返し、守田がミドルで狙ったが、ボールは右へと逸れていった。
その後も川崎Fがボールを保持する時間が続いたが、前半32分、先制点を奪ったのは柏だった。右サイドで前を向いたDF小池龍太が斜めのパスをPA内に送ると、スペースに走り込んだ伊東が足裏ターンで前へ。DF谷口彰悟と車屋の間を華麗に抜け出し、右足シュートで左サイドネットに突き刺した。
1点ビハインドとなった川崎Fは前半34分、敵陣での空中戦から中村、車屋が狙うもパクらがブロック。一方の柏はカウンターから好機を創出し、同37分にはワンツーから抜け出したFWクリスティアーノ、同41分には伊東が狙ったが、それぞれDFエウシーニョ、小林が間一髪で防ぎ切り、前半を1点差で終えた。
川崎Fはハーフタイム明け、立て続けにビッグチャンスを迎える。後半4分、エウシーニョがヘディングで落としたボールを中村がボレー。同8分、9分には小林、中村が連続でシュートを狙った。だが、いずれもわずかに枠を外れるか、GK中村航輔がセーブ。中盤でこぼれ球を拾えないホームチームを守護神が救った。
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