1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

「サッカーの怖さ」早大が後半AT4分から2発!劇的ドローで首位返り咲き!!

ゲキサカ / 2018年5月21日 11時57分

 アディショナルタイム1分の相馬の左からのクロスに藤沢が合わせたシュートはわずかにバーの上。その1分後にも相馬が中に切れ込んでチャンスを作り、最後の岡田のシュートはわずかに枠の外に飛んで行ったが、何度となく決定機を作る、するとこのまま終わるかと思われた後半アディショナルタイム4分、ついに早大がゴールネットを揺らす。左CKを得ると、相馬のキックをFW武田太一(3年=ガンバ大阪ユース)が頭で合わせる。さらにその1分後、岡田からのパスを受けた相馬が左サイドを突破。ゴール前に上げたクロスに藤沢が頭で合わせ、ついに同点に追いついた。試合はそのまま終了。早大が土壇場で2ゴールをあげ、勝ち点1をもぎ取った。

「時間をうまく使ってリードを守ることができなかった」と試合を振り返った前田監督。先週末の天皇杯茨城県予選では、兄弟チームである東京国際大FCに敗れ、「かなりショックを受けていたから、今日は勝たせてやりたかった」が、「ゲームの流れをわかっていなかった」と残念な表情。それでも「優勝候補の早大さんをこれだけ苦しめた、ということをポジティブにとらえたい」と前を向いた。

 一方、前節では駒澤大との直接対決に敗れて首位を明け渡したものの、粘り強く戦い、引き分けに持ち込んだ早大。しかしこの劇的な展開にも、外池監督は「勝ち点をとったという実感はない」と厳しい表情を見せる。それでも、個人的には「今日の試合で関東1部でやれる手応えを感じた」という。2点のビハインドを背負いながらも最後まで戦ったたくましさに加え、「大学スポーツのあり方が問われている中で、真摯にフェアプレーに取り組んでゴールを奪うことができた」と、選手たちの姿勢を評価した。

 同日に同じ勝ち点で並ぶ駒澤大、明治大が敗れたことで、再び単独首位に返り咲いた早大。2位との勝ち点差は1。この試合で得た勝ち点1が、首位奪還に大きく貢献する結果となった。

(取材・文 飯島玲子)●第92回関東大学L特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください