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選手権予選に続く駒澤大高撃破に大興奮!多摩大目黒が東京8強入り!

ゲキサカ / 2018年6月12日 15時35分

後半28分、多摩大目黒高FW陸野泰勢(11番)が先制ゴール

[6.10 総体東京都予選2次T2回戦 多摩大目黒高 2-1 駒澤大高 堀越学園総合G]

 多摩大目黒が大興奮の東京8強入りだ。平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」サッカー競技(インターハイ、三重) への出場2枠を懸けた東京都予選は10日、2次トーナメント2回戦が行われ、8強が決まった。多摩大目黒高対駒澤大高戦は、FW陸野泰勢(3年)とMF秋山陸(3年)のゴールによって2-1で多摩大目黒が勝利。多摩大目黒は16日の準々決勝で駒場高と戦う。

 昨秋、選手権予選で3連覇を狙った駒澤大高に3-2で勝利。この日、雪辱の思いを持って向かってきた強豪を再び打ち負かした。多摩大目黒の遠藤雅貴監督は「前への意識が強い駒澤さんは、次から次へと押し寄せてくる。それに対していかに良い準備をしてセカンドを拾うか」をポイントに考えていたという。

 駒大高は前線へボールを入れると、セカンドボールを拾って突破力のあるFW原田大渡(2年)らが縦へのドリブルを繰り出し、サイドからの崩しで多摩大目黒の守りを破壊しようとしてきた。だが、多摩大目黒は4バックを中心に準備良く相手の攻撃を弾き返し、セカンドボールの攻防戦を含めた球際でも怯むことなく戦って相手の迫力ある攻撃に飲み込まれない。

 守護神の好セーブもあった。駒大高は前半18分にFW江藤惇裕(3年)が右足FKを狙ったが、多摩大目黒GK能嶋昭登(3年)が横っ飛びでセーブ。30分には左サイドからの折り返しをMF小林泰晟(2年)に左足で狙われたものの、GK能嶋が反応してゴールを許さない。

 多摩大目黒もMF松本優(3年)のドリブル突破や縦に速い攻撃から陸野やFW服部功汰(3年)がシュートを放って対抗。それでも、相手の鋭いプレッシャーの前に慌ててしまい、普段に比べると落ち着いてボールを動かすことはできなかった。

 雨に加えて風も強くなっていく中、一つのミスが勝敗を左右するような緊迫した戦いに。その中で駒大高が決定機を作り出す。後半11分、右CKからファーサイドのMF羽鳥陽祐(3年)が頭でゴールを狙うが、GK能嶋が横っ飛びでかき出す。さらに15分には左クロスから中央でコントロールした注目CB齋藤我空(3年)がビッグチャンスを迎えたが、必死に距離を詰める多摩大目黒DFの前にシュートを枠上へ外してしまう。

 逆に多摩大目黒はセットプレーからシュートへ持ち込んで一発があることを示す。駒大高もセットプレーに人数をかけてゴールをもぎ取ろうとしていた。そして0-0で迎えた28分、ついにスコアが動く。多摩大目黒は相手の左FKを跳ね返すと、カウンター攻撃。右SB関澤洋(2年)の縦パスが対応しようとしたDFの頭上をわずかに超えて陸野の下に通る。

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