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日本vsパラグアイ 試合後の西野朗監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年6月13日 8時21分

―前線と後ろで守備の意識にギャップがあった部分の修正がポイントだったと思うが。
「ディフェンスのメリハリという意味では、攻撃から守備に切り替わったところでは無条件にボールにディフェンスをかけようと。(プレスを)はがされたときに2つ目のポジションをどう取るかで、前と後ろに少し意識のズレがあった。今日はファーストディフェンダーに入る岡崎と香川の2人が良いコンビネーションで、方向付けのチェイシングやプレスのタイミングが前半から良かった。ロングボールを引き出すチェイシングができていて、タイミングも良かった。岡崎のディフェンスに対する意識は、自チームで精度の高い中でやっていることもあり、ハッキリとした方向付けができるから、そこからプレスをかけられる。前後のDFとFWの意識は合っていたと思う。非常にいいディフェンスができた。はがされて、全員が自エンドに戻ってブロックをつくる時間帯もあったが、それは決して悪い状況ではない。コロンビアを考えれば、ボールを保持される時間帯も考えないといけないので、そこは修正できた。前線の意識は後ろと合っていた」

―3バックを試す考えはあったか。
「今日も6枚のカードがあり、パラグアイには、リードされるとパワープレーを必ず仕掛けてくるチームスタイルがあるので、(パラグアイの)ベンチを見ていたが、そういう形に入ってこなかったので、そのまま続けたが、最終ラインに1枚入れることも考えていた。パラグアイが(前線の)センターに選手を出してくれば、残り10分でも、3-1の状況で逃げ切る、安定させる。5バックになったとしても、最終ラインに1枚入れる考えも持っていた。本大会になってもそういうケースはある。ただ、長谷部と吉田には今日はノーチャンスと伝えていたし、向こうも動いてこなったので、そのまま続けたが、そういう併用は考えている。4バックで今日結果が出たからではなく、常に状況を考えた中で持っておきたいオプションの一つだ」

―山口をキャプテンに選んだ理由は。センターバックの昌子と植田の評価は。
「山口のキャプテンに関しては、私が本人に伝えない中でミーティングで指名した。そのときの選手のリアクションとしては、乾、岡崎、本田圭佑の3人ぐらいが“ウッ”という顔をした瞬間はあったが、異議があるかという中でそういう声はなかった。まだそういう経験もないし、彼は(キャプテンシーの面で)十分ではないかもしれない。ただ、間違いなく彼はそういう立場で、そういう役割をチームの中で果たさないといけない選手。そういう立場になれば間違いなく果たしてくれるリーダー性は備えていると思う。異議があったらどうしようかと思ったが、なかったので(笑)。

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