U-16日本代表はセネガル攻略できず0-2敗戦。最終節前に連覇の可能性消える
ゲキサカ / 2018年6月15日 22時51分
[6.15 U-16インターナショナルドリームカップ第2節 U-16日本代表 0-2 U-16セネガル代表 ユアスタ]
日本、セネガル、スペイン、パラグアイのU-16年代の代表チームが総当たりのリーグ戦で優勝を争う「U-16 インターナショナルドリームカップ2018 JAPAN presented by 朝日新聞」は15日、第2節を行った。セネガルと対戦したU-16日本代表は0-2で敗れ、2連敗。日本は17日の最終節でスペインと戦う。
完敗だった。前半7分に競り負けたシーンが3度続いて先制点を許すと、ゾーンで守る相手に対して攻撃のテンポを上げることができない。幾度かサイドでDFと入れ替わるシーンを作った日本は後半開始直後にリズム良くボールを繋いでいた時間帯もあったが、カウンターから2失点目。シュート計18本を浴びて敗れ、最終節を前に2連覇の可能性がなくなった。
日本は2-3で敗れたパラグアイ戦からCB鈴木海音(磐田U-18)、MF横川旦陽(湘南U-18)、MF成岡輝瑠(清水ユース)、MF中野桂太(京都U-18)を除く先発7人をチェンジ。4-4-2システムのGKは山田大樹(鹿島ユース)で4バックは右SB角昂志郎(FC東京U-18)、ゲームキャプテンのCB鈴木、CB岩崎真波(横浜FMユース)、左SB大串昇平(G大阪ユース)。中盤は横川と成岡のダブルボランチで右MF中野桂、左MF山根陸(横浜FMジュニアユース)。2トップは樺山諒乃介(興國高)と田中禅(鳥栖U-18)がコンビを組んだ。
パラグアイ戦では序盤に相手の勢いに飲み込まれて2失点。後半立ち上がりにも失点して競り負けた。課題を確認して臨んだ日本だったが、前半7分、右サイドで競り負けてクロスを上げられると、ファーサイドで競ることができずに折り返されてしまう。ゴール前でも三度競り負けてしまい、FWアリウ・バダラ・バルデに自らのシュートの跳ね返りを押し込まれてしまった。
セネガルのマリック・ダフ監督は「日本の試合を見た時に、守備のところに問題があると思っていました。DFとMFのところにスペースができていた」と説明する。その“弱点“を突かれて失点した日本は、ポゼッションを高めて反撃。前線で田中が幾度かボールを収めて起点となり、樺山がドリブルでファーストDFを剥がして前進する。また右サイドからスピードを活かして駆け上がってくる角がラストパスまで持ち込んでいた。だが、少しでも判断が遅れると、セネガルDFにボールを触られ、浮き球や対角のパス、狭い局面でのパスなどをことごとくカットされてしまう。
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