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“怒涛の3分間”で3発!選手権覇者・前橋育英が冬夏連覇へ群馬突破!

ゲキサカ / 2018年6月17日 20時16分

冬夏全国連覇へ、前橋育英高が群馬予選突破!

[6.17 総体群馬県予選決勝 前橋育英高 3-0 桐生一高 前橋総合]

 前橋育英が冬夏全国連覇へ難関突破! 17日、平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」サッカー競技(インターハイ、三重)群馬県予選決勝が行われ、昨年度選手権日本一の前橋育英高がFW室井彗佑(3年)の先制点とFW榎本樹(3年)の2ゴールによって桐生一高に3-0で快勝。2年連続15回目の全国大会出場を決めた。

 群馬ライバル対決の勝敗の行方は、 “怒涛の3分間“によって前橋育英へ大きく傾いた。序盤は互いにシュートシーンを作り合う立ち上がりに。だが、11分からの3分間で前橋育英が3点を奪い取る。まずは11分、前橋育英はFW高橋尚紀(3年)が獲得した左CKをMF渡邉綾平(2年)が右足で蹴り込む。これをニアサイドの室井が頭で合わせてリードを奪う。

 畳み掛ける前橋育英はさらに12分、左サイドを駆け上がった左SB塩田直輝(3年)が左足クロス。ファーサイドまで到達したボールに勢いよく飛び込んだエースFW榎本が豪快なヘディングシュートを叩き込んで2-0とする。その1分後の13分には塩田が高橋とのワンツーで左サイドを打開し、再び左足クロス。ファーサイドに流れたボールを昨年のインターハイ得点王・榎本が今度は右足でゴールへ押し込んだ。

 桐生一は今年、県新人戦決勝で前橋育英を1-0撃破。プリンスリーグ関東でも2-2の熱戦を演じている。前橋育英の勢いに飲み込まれて3連続失点してしまったが、桐生一は切り替えて反撃を開始する。攻撃に移ると、左SB細渕海(3年)がボランチの位置でビルドアップに加わり、相手の間を取りながら前進。23分にはMF松下駿也(3年)の折り返しを10番MF田中渉(3年)が左足で狙い、直後には田中の鋭いパスのこぼれに反応したMF須藤礼智(2年)が決定的な右足シュートを打ったが、シュートは枠を外れてしまう。

 前橋育英は攻撃から守備への切り替え速く、前線からのプレスで相手の攻撃を限定。ただし、わずかでも緩ければ、桐生一は前線までボールを繋いでシュートシーンを作り出していた。その桐生一は26分にベンチスタートだった注目FW若月大和(2年)を投入する。27分には前橋育英右SB若月輝主将(3年)の右アーリークロスで抜け出した高橋尚の右足シュートをCB角野寛太(3年)がゴールラインすれすれでクリア。気迫の守りで3点差を維持する。

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