スペインから1点もぎ取るも…U-16日本代表は3連敗で最下位に
ゲキサカ / 2018年6月18日 7時7分
[6.17 U-16インターナショナルドリームカップ第3節 U-16日本代表 1-3 U-16スペイン代表 ユアスタ]
日本、セネガル、スペイン、パラグアイのU-16年代の代表チームが総当たりのリーグ戦で優勝を争う「U-16 インターナショナルドリームカップ2018 JAPAN presented by 朝日新聞」は17日、第3節を行った。スペインと対戦したU-16日本代表は1-3で敗れ、3連敗。屈辱の勝ち点0で最下位で大会を終えた。一方、日本を破ったスペインは3戦3勝(1PK勝ち)で優勝。欧州列強の力を見せ付けることとなった。
この試合の日本は第1戦に近い「現状のベスト」(森山佳郎監督)というスターティングラインナップ。GKに佐々木雅士(柏U-18)、DFに右から鈴木海音(磐田U-18)、半田陸(山形ユース)、佐古真礼(東京Vユース)、中野伸哉(鳥栖U-18)、MFは右から成岡輝瑠(清水ユース)、山内翔(神戸U-18)、横川旦陽(湘南U-18)、樺山諒乃介(興國高)、2トップに青木友佑(FC東京U-18)と唐山翔自(G大阪ユース)という顔ぶれだった。
試合は序盤からスペインペース。FCバルセロナのMFアレックス・リコを中心に試合を作るバルセロナに対して、「ビビってしまっていた」(中野伸)と振り返ったように、あるいはスペインのユニフォームに気圧される部分もあったのか、守備が連動せず、浮き足だったプレーが目に付く。7分、8分と立て続けに決定機を作られると、これはGK佐々木の好守で何とかしのいだものの、続く12分の決定機は、裏に抜け出したFWジョルディ・エスコバルに確実に決められてしまい、早くも先制点を奪われた。
今大会は第1戦、第2戦でも前半早々に失点を喫しており、この試合もまさにそこを課題として臨んだ試合だったが、その反省は活かされず。半田は「パラグアイとの初戦で学んだことを第2戦、第3戦でもっと活かさないといけなかった」と振り返り、山内も「もっと自分が周りに言わないといけなかった」と悔いる。20分にはこの大会でMVPに輝いたFWヘルマン・バレラに対する迂闊な守備が祟り、反転からの独走突破を許して決定的な2点目を奪われてしまった。
「相手のフリーラン、斜めの動きに対してあんなに簡単にひっくり返されて、入れ替わられてしまうようでは厳しい。(相手の攻撃、動きに対する)観察力も欠いていた」(森山監督)
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