広島DF佐々木が高校生に伝えた高いレベルを知ることと判断スピードの大切さ
ゲキサカ / 2018年6月22日 22時0分
“史上最速選手”を育成するためのプレミアムクリニック「NIKE ACADEMY MERCURIAL MASTERCLASS」(全4回)を今年2月から受講したFW和田育(阪南大高)とSB高木大輝(京都橘高)の2人が5月28日と29日の2日間、クリニック最終回としてJ1で首位を走るサンフレッチェ広島トップチームのトレーニングに参加。練習後、広島のDF佐々木翔に、彼らの印象と高校生が成長するためのヒントを聞いた。
―練習直後に和田に声を掛けていたように見えたのですが?
「同じチームだったので。(連動した動きの中で)下りてきてくれていましたし、裏への抜け出しのタイミングも近くの選手が落ちてきたタイミングで裏に抜けたり、いいタイミングだったので、そのまま続けて行こうという感じで話しました」
―彼らに求めていきたいことは?
「高校生が僕らの環境に入ってある程度やれたというのは自信にしていいと思いますし、本当に何が足りないということはもちろんたくさんあるとは思うんですけれども、高いレベルを知るというのが凄く大事だと思うので、充実していたんじゃないでしょうか」
―ご自身が高校時代に考えていたことは?
「いかに顧問の先生に怒られずにサッカーをするかですかね(笑)。2人はこういう環境に来れているだけでも力を持っていると思いますし、僕が高校生の時には頑張って地域の選抜とかだったので、かなり未来のある2人なんじゃないかと思います」
―無名でも絶対に上に這い上がって行こうという気持ちを持たれていた。
「それも多少はありましたし、プロを現実的に考えだしたのはまだ先なんですけれども日々の練習から負けず嫌いというか、常に目の前の人に負けないとか、試合で負けないとか、日頃からこだわっていると良いこともあるのかなと思います」
―今回スピードというテーマ。走るスピードや判断のスピードへのこだわりは?
「判断のスピードというのは一番大事。僕はガンガン抜いて行く選手ではないですし、プレーの中で速い判断というのは常に頭を使っている。今日もそういう練習が多かったと思いますし、2人はそういうところは苦労したと思います」
―DFから見て嫌なスピードとは?
「単純に速い選手は嫌ですよね。僕もそんなにスピードのある選手ではないので、ガンガンスピードのある選手が仕掛けてくるとか、そういうのは嫌です。あとは緩急をつけたドリブルとか、突破。スピードのある2人は羨ましいと思います。それを持っていない僕からすると、持っている2人はどんどん磨いてもらいたいと思います」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
鎌田大地の新たな挑戦と現在地。日本代表で3ゴール関与も、クリスタル・パレスでは異質の存在「僕みたいな選手がいなかった」
REAL SPORTS / 2024年9月13日 7時40分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]優秀選手:山梨学院FWメアスソムナン「将来はまずは日本でプロなって、海外でも活躍していく」
ゲキサカ / 2024年9月11日 11時20分
-
大勝のきっかけ作った主将・遠藤航、CKからの先制点は「準備していた形」 リバプールでの挽回も視野
超ワールドサッカー / 2024年9月6日 6時25分
-
「緊張しています…」と率直な心境も。初招集2日目DF望月ヘンリー海輝が感じたA代表基準「パススピードが速くて…」
ゲキサカ / 2024年9月3日 20時0分
-
MF菊池心、MF菊池仁の菊池ツインズがFCベネーノを牽引。切磋琢磨しながら成長し、目標の姿に近づく
ゲキサカ / 2024年8月22日 12時46分
ランキング
-
1大谷も遥か及ばぬ…ジャッジとの衝撃の差「信じられない」 82年ぶり記録に米ファン驚愕
Full-Count / 2024年9月19日 14時1分
-
2大谷翔平が自身に並ぶ49盗塁 ロバーツ監督まさかの辛口評価「いい送球ならアウト」
Full-Count / 2024年9月19日 11時17分
-
3大谷翔平、異次元の「92.5」はボンズ超え「狂っている」「最も効率的だ」 衝撃指標を米絶賛
THE ANSWER / 2024年9月19日 13時33分
-
4巨人の優勝マジックは9→8に 戸郷“菅野超え”3年連続12勝 岡本和は4戦3発、25号2ラン
スポニチアネックス / 2024年9月19日 20時55分
-
5高安が首位に1差と迫る 新鋭の平戸海に快勝し2敗守る「伸び伸びできた。尻上がりに良くなっている」
スポーツ報知 / 2024年9月19日 19時34分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください