公立の伝統校が私立勢の壁突破!浦和南が9年ぶりとなる全国へ!
ゲキサカ / 2018年6月24日 10時23分
逆に浦和南は大坂やMF草野皓(3年)らがボールを保持して時間を進める。終盤へ向けて好プレーが続いた浦和南は、相手が前線やスペースに入れてくるボールを相馬や左SB大谷祐介(3年)、CB庄司千暁(2年)ら全員で跳ね返して試合終了。勝利の瞬間、伝統の赤いユニフォームが歓喜に舞った。
埼玉は現在、私立全盛と言われるような時代。公立校の浦和南が対抗するのは簡単なことではない。決勝点を決めた狩集も守備の柱として奮闘した相馬も中体連出身で特別な実績の無かった選手たちだ。その選手たちが野崎監督から「オレが100回言うより、自分で1回動く方が良い」と自主性を求められ、試合、トレーニングで自分たちの意見を出し合いながら、地道に力を高めてきた。そして、「全員私立に負けたくないという気持ちでやっている」(大坂)という気持ちを表現した浦和南は今大会、私立勢4校を破って全国切符を勝ち取った。
大坂は伝統を感じる部分について「声、気合。見てもらえれば分かると思うんですけれども、(ウォーミング)アップは凄いうるさいし、迫力ありますね」と説明する。先輩たちから受け継がれてきた姿勢、伝統の「赤」を大事にしながら、前に進んで一つ結果を残した。これから、野崎監督が「浦和南は強くないといけない。公立の雄でなければいけない」という姿へ。この日、控え部員たちが掲げた「新しい歴史を創ろうぜ」という横断幕の前で全国出場を喜んだ浦和南は、ここで満足することなく、プライドを持って24日の決勝、全国でも勝利を目指す。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018
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