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西野Jは2-0から悪夢逆転負け…後半AT被弾で初の8強ならず

ゲキサカ / 2018年7月4日 8時25分

 劣勢の展開を耐え抜いた日本は0-0で折り返した後半立ち上がりに牙をむく。後半3分、相手のパスミスをインターセプトした乾がつなぎ、柴崎が右サイドのスペースにスルーパス。走り込む原口の目前でDFヤン・フェルトンヘンがカットを狙うが、わずかに届かず、ボールは原口の足元へ。PA内に切れ込み、迷わず右足を振り抜くと、これがゴール左隅に突き刺さった。

 原口のW杯初ゴールで先制に成功した日本。ベルギーもすぐさま反撃し、後半4分、右サイドのスペースに飛び出したメルテンスの折り返しにアザールが右足ダイレクトで合わせたが、右ポストを直撃する。すると同7分、日本は左サイドから乾が山なりのクロス。DFビンセント・コンパニが頭でクリアしたセカンドボールを香川が拾って巧みなコントロールでおさめ、後方の乾に落とす。乾はPA手前から右足を一閃。ゴール右隅に突き刺す追加点を奪った。

 乾はセネガル戦以来、2試合ぶりW杯2得点目。2点ビハインドとなったベルギーは反撃を強めるが、日本の守備陣も冷静に対応する。ベルギーは後半17分、メルテンスのスルーパスに反応したムニエが右クロス。ゴール前でフリーになったルカクがヘディングで合わせたが、わずかにゴール左へ外れた。

 ベルギーは後半20分に2人を同時交代。メルテンスとカラスコに代わってMFマルアン・フェライニ、MFナセル・シャドリが入った。さらに攻撃のギアを上げるベルギーは後半24分、フェライニが右サイドに展開し、ムニエがクロス。ルカクのシュートは至近距離で吉田がブロックしたが、直後にセットプレーから1点を返された。

 後半24分、ベルギーの右CK。セカンドボールをPA内でクリアした乾のキックが中途半端となり、PA左からフェルトンヘンがヘディングで折り返す。これがゴール方向に飛び、川島の頭上を越えてファーサイドのゴールネットへ。1点を返し、攻勢を強めるベルギー。後半28分、カウンターからアザールのパスを受けたMFケビン・デ・ブルイネのシュートには長友、昌子が体を投げ出し、CKに逃れるが、またしてもCKの流れから失点した。

 後半29分、ベルギーは左CKからセカンドボールをつないで左サイドのアザールへ。縦に仕掛けたアザールの左足クロスから長谷部に競り勝ったフェライニが豪快なヘディングシュートを叩き込み、2-2の同点に追いついた。

 日本ベンチは後半36分に動き、2人を交代。疲れの見せる柴崎と足をつっていた原口を下げ、MF山口蛍、MF本田圭佑を投入した。同39分、香川のスルーパスから本田がフィニッシュまで持ち込むが、相手DFがブロック。ベルギーは同41分、右クロスからシャドリがヘディングシュートを放つが、川島がセーブ。こぼれ球を拾ったシャドリの折り返しに今度はルカクが頭で合わせたが、川島が再び弾き出す。守護神の連続セーブでゴールを死守した。

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