ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.2
ゲキサカ / 2018年7月20日 19時0分
ゲキサカでは7月22日に開幕する夏のクラブユースチーム日本一を懸けた戦い、第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを特集。「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第2回はサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材し、各種媒体に寄稿している川端暁彦氏による11人です
川端暁彦氏:「今回はフラットに『ユニークな選手』を選んでみました。誰にもまねできない、『こいつしかい持ってねえな』というモノを感じさせる選手はプロのステージでも自然と『観てみたい』と思わせるもの。そういう観点から、ちょっと変わった個性のある選手たちを11名ピックアップしてみました」
以下、川端氏が注目する11人
GK板橋洋青(サガン鳥栖U-18、2年)
「1年生だった昨年から出場機会を得ている鳥栖期待の大型GK。U-17日本代表の一員として参加した国際ユースIN新潟では、意外な丸刈り姿で登場した。まだまだ発展途上の選手だが、ベーシックな運動能力も高く、ポテンシャルはデカい」
DF市川健志郎(徳島ヴォルティスユース、2年)
「果敢な攻撃参加から相手の左サイドを破壊し、決定的なラストパスを供給できる稀有な個性を持った右SB。強気のプレー選択も光り、クラブ関係者の評価も高い。チームともども全国舞台でどこまで暴れられるか。年代別日本代表入りも狙える逸材」
DF中村桐耶(北海道コンサドーレ札幌U-18、3年)
「昨年はストライカーとしての活躍ぶりをゲキサカで記事に書かせてもらったはずだが、その後CBへ電撃コンバート。186cmの高さに加えて、メンタリティもDF向きと評価されているようで、早くもDFとしてU-18日本代表にもピックアップされている」
DF半田陸(モンテディオ山形ユース、2年)
「前回大会は1年生ながら主軸として活躍し、初の4強入りへ大きく貢献。U-16日本代表の森山佳郎監督が『どこに置くか迷う』と語るほどの万能選手であり、CB、SB、ボランチとどこでもこなす。年代別代表のフィジカルテストでは上の年代を含めてトップクラスの数字を叩き出したフィジカルモンスターでもある」
MF杉田迅(京都サンガF.C.U-18、3年)
「京都と言えば、年代別日本代表に名を連ねる有名選手も別にいるが、『負けたくない』と強気に語るこの男も見逃せない個性の持ち主だ。中盤の中央で舵を取りつつ、機を見て攻撃にも絡み、なおかつ守備でも踏ん張れる」
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