トーレスが初のフル出場! 権田ビッグセーブ連発の鳥栖、川崎Fの猛攻を耐え抜きスコアレスドロー
ゲキサカ / 2018年8月16日 7時18分
攻勢を強める川崎Fは後半15分、守田のボール奪取から左の阿部に渡り、右足クロスに反応した小林のバックヘッドは惜しくも枠外。同16分、エウシーニョがPA内にフリーで抜けるも、切り返してのシュートはみたび権田が救った。同17分、家長のクロスに小林がオーバーヘッドで合わせたが空振りに終わり、立て続けの猛攻がなかなか実らない。
後半23分すぎには前半に続き飲水タイムを実施。中4日での高温多湿試合だが、両チームのベンチはなかなか動かず、川崎Fがしばらくペースを握り続けた。同31分、鳥栖がようやく初めての交代。原川に代わってMF高橋義希がピッチに送り出された。川崎Fは同34分、中村のパスからエウシーニョが左足ミドルを狙ったが、権田がしっかりとセーブした。
川崎Fは後半35分、縦に抜けた小林が相手DFをかわしてシュートしたが、またしても権田がビッグセーブ。同36分には両チームとも一気の交代カードを使用し、川崎Fは中村と阿部を下げてMF齋藤学とMF鈴木雄斗、鳥栖は小野を下げてDF安西和樹を投入した。すると同37分、川崎Fは鈴木が決定的なシュートを狙うも枠を外れた。
一方的に攻め続ける川崎Fは家長をトップ下に置き、両サイドバックに最前線に近い位置を取らせる攻撃的なフォーメーションを採用。鳥栖はこれに対し、MF高橋秀人をフォアチェック役にして中盤でのボール回しを寸断する。川崎Fは後半42分、齋藤がPA内でボールを受けると、完全にフリーな状態で放った左足シュートは左に外れた。
川崎Fは後半43分、家長に代えてFW知念慶を起用し、終盤の猛攻に望みをかける。同45分には齋藤の縦パスから知念が右足で狙ったが、終始安定したプレーを見せていた権田が難なくセーブ。同アディショナルタイム4分には、川崎Fがゴール正面20m弱の位置でFKを獲得する。キッカーは大島。鋭いキックで狙ったが、これも権田が立ちはだかり、ここでタイムアップ。耐えがたきに耐えた鳥栖が価値あるスコアレスドローに持ち込んだ。
(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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