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日本vsコスタリカ 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年9月10日 18時51分

公式会見に出席する森保一監督

 日本代表は10日、試合会場のパナソニックスタジアム吹田で公式練習を行い、11日のキリンチャレンジカップ・コスタリカ戦に向けて最終調整した。練習前には森保一監督が公式会見に出席した。

●森保一監督
「まず、このたびの台風21号、そして北海道地震で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、大阪をはじめとする関西で被災された方々、北海道で被災された方々の暮らしが一日でも早く戻りますようお祈りしています。被災した方々に心よりお見舞い申し上げます」

―明日の試合では代表選手としてどういった部分を表現してほしいか。
「キリンチャレンジカップ2試合を予定していたなかで1試合になってしまったという部分では、できれば2試合やって、より多くの選手を使ってプレーを見たかったという思いがある。またチームづくりとしては、まず1試合目にそのときのベストを出してプレーをしてみて、そこで出た成果と課題を2戦目につなげていくことができれば、チームづくりとしては良い時間の過ごし方ができたかもしれない。だが、自然災害には太刀打ちできないし、我々も札幌にいたが、サッカーをしてもいいのかというぐらいの状況だったので、そこは仕方がないと思う。招集からこれまで過ごした時間を無駄にすることなく、この1試合にすべてをぶつけたいと思っている。ピッチ外でもいろんな方に日頃から応援していただいているし、我々はサッカーを通して、まずはピッチ上で、サポーターをはじめとする日本国民の皆さんに対し、そして今回は大阪や関西、北海道で被災した方々に対し、励ましのメッセージを送ること。何よりも明日の試合でタフに粘り強く戦い抜き、熱い試合をして、被災地でがんばっている方々に励ましのエールを送れればと思っている」

―初陣でどんなサッカーを見せたい、目指したいか。
「まずは勝負にこだわって戦うということ。ベースとなるボールの奪い合いのところで戦う姿勢を見ている方々に伝えられるようにしたい。日本人の持っている技術と規律を試合の中で見せていきたいと思う」

―コスタリカは守りが堅い印象が強いが、どういったプランを持っているか。
「コスタリカは非常に個のレベルも高いし、チームとしても組織的に戦える強いチームだと思っている。ロシアW杯の試合では3-4-3というか、守るときは5バックで5-4-1のような形になって、固く守備をしながら速攻を仕掛けていた。だが、W杯が終わって監督が変わり、直近の韓国戦では違うシステムで試合をしていたように思う。我々は相手がどういうシステムで来ても柔軟に対応できるようにしていきたい。もちろんスカウティングはしているが、相手がこれだけしかしてこないとは考えず、柔軟に戦っていきたい。我々の考え方としては、攻撃的にやっていきたい部分もあるが、試合の流れもあるし、守備をしないといけないときはしっかり守備をする。速い攻撃が仕掛けられるときは速い攻撃をする。相手に守られたらボールを握りながら何とか相手の守備網を崩せるようにする。そこは選手に臨機応変にやってもらいたい」

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