[NB CHAMPIONSHIP U-16]「最後は気持ちよりも技術」昌平が青森山田から5得点奪い、2連覇!
ゲキサカ / 2018年9月18日 17時30分
[9.17 NB CHAMPIONSHIP決勝 昌平高 5-1 青森山田高 時之栖うさぎ島G]
「new balance CHAMPIONSHIP U-16/2018」は17日午後に決勝戦を行い、昌平高(埼玉)が5-1で青森山田高(青森)に快勝。2連覇を飾った。
全国の強豪31校の1年生(中学3年生)による3日間の激闘は、昌平が制した。インターハイでAチームが4-2で逆転勝ちしたのに続く、青森山田撃破。「最後は気持ちよりも技術」という考えの下で技を磨く昌平の日野口廉コーチは、「自分たちを信じてやるだけでした。(結果が出て)自信に変わりました。これからまた、磨きをかけていきたい」とコメントした。
4-5-1システムを組んだ昌平のGKは青木陸、4バックは右SB佐藤優哉、CB二宮樹希、CB生島翼、左SB笹原拓真。中盤は大瀧愛登と柴圭汰のダブルボランチで右MF屋宜和真、左MF小川優介、トップ下・棟方豪郎。1トップは小見洋太が務めた。
一方の青森山田は決勝も青森山田中3年のMF松木玖生とMF小野暉が先発。4-4-2システムのGKは韮澤廉で4バックは右SB藤田夏寿丸、CB金和樹、CB秋元琉星、左SB内田陽介。中盤は松木とMF安斎颯馬のダブルボランチで右MF内間隼介、左MF小野。前線はFWナベルと粟津瑠来が2トップを組んだ。
序盤からゆっくりと攻撃を組み立てる昌平に対し、青森山田は迫力のある攻守で相手を飲み込もうとする。だが、小川が「最初フリーで受けられたので、敵が来ても周りが見えて、ボールが入れば外すことができていた」と説明したように、相手のアプローチに対して余裕を持ってボールを運び、動かす昌平が連続ゴールで試合の流れを傾けた。
前半12分、昌平は自陣でボールを奪うと小川が中央のスペースを縫うドリブル。サポートした柴が距離の長いスルーパスを通すと、抜け出した小見が左足シュートをゴール右隅に沈めた。
今大会得点ランキングトップの小見のゴールによってリードを奪った昌平はさらに14分、小川が再び自陣からのドリブルで大きく前進。右へ抜け出した小見へ展開すると、その折り返しを右足ダイレクトでゴール左へ突き刺した。
青森山田は縦パスから粟津が相手DFラインにプレッシャーをかけるなど、縦に速い攻撃でゴールを目指すが、昌平はDFラインが良く凌いで追撃を許さない。逆に昌平は24分、棟方が持ち込んでからシュート。こぼれ球から大瀧が出したスルーパスを小川が決めて3-0とした。
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