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[NB CHAMPIONSHIP U-16]「最後は気持ちよりも技術」昌平が青森山田から5得点奪い、2連覇!

ゲキサカ / 2018年9月18日 17時30分

 青森山田は中央を割られる形を修正できず、前半にまさかの3点ビハインド。だが、このままでは終わらない。後半開始35秒、左スローインからPAでボールを受けた安斎がターンにいったところでPKを獲得。これを安斎が自ら決めて2点差とした。

 より深いアプローチで守備から立て直した青森山田は流れを引き寄せると、サイドからクロス、シュートまで持ち込む。6分には内間のクロスから安斎がヘディングシュートで狙い、19分にも秋元のループパスから安斎が決定的な右足シュートを放った。だが、昌平は8分に準決勝決勝点のMF麻生哲平とFW唐木晃を投入し、左SB笹原のドリブル突破など攻撃姿勢を崩さずに前に出る。

 ゴールに迫るものの2点目を奪うことができない青森山田はFW鈴木遼、そして川崎FのDFタビナス・ジェファーソンを兄に持つMFタビナス・ポールを投入する。対する昌平はMF小澤亮太投入直後の24分、小見のパスからGKと1対1となった小川がシュート。GKに弾かれてゴールエリアに舞ったボールを唐木が頭で押し込んで4-1とした。

 勝負どころで運動量がガクッと落ちた青森山田に対し、昌平は直後にも小見が右足ミドルを叩き込んで5-1。この後、青森山田はMF渡口尚平、昌平はDF鈴木璃玖とGKと小林聡をピッチに送り出す。青森山田はまず1点を奪い返そうとするが、攻撃の精度を欠いて試合終了。4点差のまま試合を締めた昌平が頂点に立った。

 大会MVPに選出された昌平の柴は「本当に気持ちで互角だったら『最後は技術が際立つ』と先生も言っていたので、まずは気持ちで負けないように戦っていた」と語った。闘志を全面に出す青森山田に対し、静かに気持ちを高め、今回は技術力で差をつけて勝利。それでも、試合後に各選手が課題を口にしたように満足感はない。他のライバルたちに負けないほど技術を磨いて次は公式戦の全国大会で輝く。

(取材・文 吉田太郎)

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