[少年男子]止まらない快進撃!青森県に逆転勝ちの石川県が初の決勝進出!
ゲキサカ / 2018年10月4日 6時35分
[10.3 国体少年男子準決勝 青森県 1-2 石川県 三国運動公園陸上競技場]
石川県が歴史塗り替えて初の決勝進出! 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」少年男子の部準決勝が3日に行われ、ともに初の決勝進出を懸けた青森県対石川県戦は石川県がFW駒沢直哉(金沢U-18、1年)の2ゴールによって2-1で逆転勝ち。石川県は4日の決勝で日本一を懸けて埼玉県と戦う。
「何でかな、というのは少しあります」。周囲、そして自分たちの予想をも上回る快進撃。静岡県、山梨県、大阪府という強豪、優勝候補を連破してきた石川県がついにファイナルまで駒を進めた。大宮や金沢でプレーした経歴を持つ辻田真輝監督(金沢U-18)は「自信のない学年だった。それがこういう舞台でああいうプレーを。逞しくなったと思います。(当初は)全国を体験させることが目標だった。一日一日よく頑張っている」。緊張感の高い試合の中で着実に成長し、白星を勝ち取っている選手たちに目を細めていた。
先制したのは青森県だった。立ち上がりの決定機を石川県GK 紙谷正平(金沢U-18、2年)に阻止されていた青森県だが前半15分、クロスが流れたボールを右サイドで拾ったFW古澤ナベル慈宇(青森山田高1年)がDFの股間を通すドリブルからラストパス。これをゴール前に走り込んだエースMF藤原優大主将(青森山田高1年)が左足1タッチで決めた。
青森県は畳み掛けようとするが、石川県は3試合連続で失点を挽回して勝利しているチーム。主将のCB別宗裕太(星稜高2年)が「取られても取り返すという気持ちで試合に臨んでいるので、きょうも落ち着いてやれたと思います」と語ったように、切り替えて真っ向から得点を奪い返しに行った。
そして20分、左MF酒尾竜生(金沢U-18、1年)のスルーパスからドリブルでPAへ持ち込んだ駒沢がDFに足をかけられる形でPKを獲得。初戦、2回戦とPK戦で失敗していた駒沢だが、仲間の後押しもあってPKスポットに立つと、右足で右隅に決めて同点に追いついた。
青森県は敵陣中央より前方でスローインを獲得すると全て左SB内田陽介(青森山田高1年)がロングスロー。徹底してゴール前のシーンを増やそうとしてきたが、石川県は別宗やCB藤田隼矢(金沢U-18、1年)、GK紙谷が身体を張り、しっかりと跳ね返していく。
加えてこの日光っていたのは、辻田監督が「これだけは大事」というファイトする姿勢。MF佐々木楓(金沢高2年)をはじめ、MF安納透也(金沢U-18、1年)らが青森県の圧力に屈することなく戦い続けていた。そして、「自分は体力の面ではちょっと自信があったのでチームで少しでも貢献できるように最後まで走りきろうと思っていました」という技巧派FW内藤誠吾(遊学館高2年)や交代出場のMF小林大佑(金沢U-18、2年)、MF鈴木嶺騎(鵬学園高1年)の攻撃力の高さを活かして攻め返していた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
[プレミアリーグEAST]玉田監督率いる昌平が青森山田を撃破…川崎F U-18が首位維持、無敗の流経大柏が追う:第5節
ゲキサカ / 2024年5月6日 10時41分
-
U-23日本代表がアジア制覇! 山田楓喜の後半AT決勝弾でウズベキスタン撃破、アジア王者としてパリ五輪へ
ゲキサカ / 2024年5月4日 8時36分
-
[関西U-16 ~Groeien~]苦闘も声を出し合い、気持ちを高め合って劇的な逆転勝ち。東山が3年連続の全国へ白星発進
ゲキサカ / 2024年4月30日 15時4分
-
内容に課題も、「走れる」立正大淞南が大社に1-0で勝利。プリンスリーグ中国で唯一の開幕4連勝
ゲキサカ / 2024年4月28日 18時54分
-
[関西U-16 ~Groeien~]初参戦の近江が仕掛け続けて5発。スーパーゴールのMF古荘隆太「先輩たちを超えていけるように」
ゲキサカ / 2024年4月27日 23時14分
ランキング
-
1蛯名正義・調教師が凡走に終わった管理馬の気持ちに寄り添ってレースを振り返る 馬のメンタル面を理解するのは本当に難しい
NEWSポストセブン / 2024年5月11日 11時15分
-
2【新日本・BOSJ】開幕前日にトロフィーが壊れる非常事態 高橋ヒロムとエル・デスペラードも激怒
東スポWEB / 2024年5月10日 21時41分
-
3阪神は最大7点差をひっくり返されて大逆転負け 8回に岩崎が2発 岡留が1発被弾
スポニチアネックス / 2024年5月11日 17時23分
-
4ジョコの頭を水筒が直撃 初戦突破後にアクシデント イタリア国際
AFPBB News / 2024年5月11日 11時5分
-
5【ロッテ】佐々木朗希、自己最多123球も6回途中5失点で今季2敗目「思うように投げられなかった」…自己ワースト5四球
スポーツ報知 / 2024年5月10日 22時26分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください