ユース取材ライター森田将義氏が選ぶ「国体で代表入りへの可能性を示した」11傑
ゲキサカ / 2018年10月5日 22時41分
第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」サッカー競技少年男子の部は10月4日に決勝戦を行い、埼玉県が17年ぶり5回目の優勝を飾りました。U-16年代の都道府県選抜チーム24チームが熱戦を繰り広げた国体少年男子の部。関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏に同大会で印象的なプレーを見せた11人を紹介してもらいます。
森田将義氏「国体少年男子の部は各地域の予選を勝ち抜いた24チームから16選手ずつ合計384人もの選手が参加する“見本市”のような大会で、日本サッカー協会の関係者やJリーグのスカウトが目を光らせるのが特徴だ。今年は大会期間中に同世代の選手たちが、FIFA U-17ワールドカップ ペルー 2019への出場権を獲得したため、自分たちも『世界行き』を狙おうと多くの選手が発奮。大会に出場した選手の中から、今後代表に食い込む可能性を秘めた選手をピックアップした」
以下、森田氏が選ぶ国体11傑
GKヒル袈依廉(鹿児島県/鹿児島城西高1年)
「新潟県戦で2失点し、初戦で大会を去ったが、垣間見せたポテンシャルの高さはNo.1。191cmの高さを活かしたハイボールの強さだけでなく、勢いよく前方に飛び出し、決定機を阻止した。コーチングなど課題も残すが、今後への期待を抱かせるには十分なパフォーマンスだった」
DF畑大雅(千葉県/市立船橋高2年)
「『精神的に引っ張るタイプではないので、プレーで違いを見せて、チームを盛り上げたい』と気合を入れて挑んだ今大会は本職の右SBではなく、一列前でプレー。持ち味であるスピードに乗った突破を繰り返し、何度も決定機を演出した」
DF別宗裕太(石川県/星稜高2年)
「自主練で磨いてきたというヘディングの強さが光るCB。自分よりも大柄な選手を上回る競り合いの強さとこぼれ球の回収を何度も披露し、ピンチを防ぎ続けた。辻田真輝監督が『私自身が驚いている』話す石川県の快進撃は、別宗を中心とした粘り強い守備があったからだ」
DF田中颯太(埼玉県/大宮アルディージャユース2年)
「チームではクロスが売りの右SBだが、埼玉県ではCBとしてプレー。不慣れなポジションながらも頭を使った守りと、中学時代からのチームメイトであるDF村上陽介との息の合った連携で堅守を支えた。将来の目標は『ジュニアからずっとプレーしているので、クラブ愛は強い』という大宮でのトップ昇格だ」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
ユース取材ライター、森田将義記者が選ぶ「インハイ予選注目11傑」(北海道・東北編)
ゲキサカ / 2024年5月18日 18時47分
-
ユース取材ライター、森田将義記者が選ぶ「インハイ予選注目11傑」(関東編)
ゲキサカ / 2024年5月18日 16時41分
-
ユース取材ライター、森田将義記者が選ぶ「インハイ予選注目11傑」(関西編)
ゲキサカ / 2024年5月17日 19時40分
-
ユース取材ライター、森田将義記者が選ぶ「インハイ予選注目11傑」(中四国編)
ゲキサカ / 2024年5月16日 20時11分
-
[球蹴男児U-16]鹿児島実は悔しいドロー。FW岩切瑠音主将はどんな相手に対しても、「自分たちがボールを握るサッカー」を誓う
ゲキサカ / 2024年5月3日 23時0分
ランキング
-
1ボクシング、パリ五輪最終予選で木下鈴花が敗退 日本女子は一人も出場権獲得ならず
スポーツ報知 / 2024年6月2日 0時13分
-
2大相撲の元小結大潮死去 史上1位の1891回出場
共同通信 / 2024年6月1日 22時4分
-
3CL決勝でファン乱入、“前代未聞”賞金6000万円目当てに海外衝撃 ロシア人インフルエンサーが「提示」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月2日 7時23分
-
4大谷翔平、大失速でも“歴史的5月” 6部門で自己ベスト…6月のブーストへ高まる期待
Full-Count / 2024年6月1日 16時17分
-
5“主役じゃない”イチロー氏の際立つ異常さ 4度登場の驚愕リストが「現実離れだ」
Full-Count / 2024年5月30日 15時36分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください