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持ち味の攻撃噛み合い状態上げてきた伝統校・武南、選手権予選で12年ぶりVに挑戦

ゲキサカ / 2018年10月9日 7時59分

 失敗を重ねながら、徹底して磨いてきた戦い方。武南の内野慎一郎監督は「ゲームの中で、こういう風にやったら崩せるんだという感覚を自分たちで見つけられるようになってきている」と頷く。その上で、主将のMF塩崎正巳(3年)は「崩していくのは自分たちの持ち味。攻撃力もあると思うんですけれども、決定力の部分でシュートの本数は打てているのに枠外とか可能性のないようなシュートが多かったので、そこは枠内には絶対に入れて得点を入れていけるようにしていきたい」と“ラスト”を改善することを誓っていた。

 選手権優勝1回、準優勝1回の伝統校・武南も埼玉県内の他の私学勢の台頭によって選手権での全国出場は06年度が最後だ。12年のインターハイで全国2位を記録しているが、やはり選手権出場はチームの悲願。塩崎は「みんな3年間かけて練習も長い時間かけてやってきたので絶対に全国出れるようにみんなで協力してやっていきたいと思っています」と語り、小林も「初戦は春日部東か熊谷工業なんですけれども、上じゃなく、初戦から一個一個気合を入れて勝っていきたい」と一戦一戦戦っていくことを強調した。激戦区・埼玉での奪還は容易ではないだろうが、壁を破るだけの力はある。伝統校は課題の集中力の部分と決定力を少しでも改善し、一戦一戦勝ち上がって復活Vを果たす。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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