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FC東京U-18を3-0撃破!プレミア残留決めた清水ユースはJユースカップで全国2冠に挑戦

ゲキサカ / 2018年10月9日 21時43分

前半5分、清水エスパルスユースMF丸山優太朗(20番)が先制ゴール

[10.8 高円宮杯プレミアリーグEAST第15節 FC東京U-18 0-3 清水ユース 東京ガス武蔵野苑多目的G]

 8日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグEAST第15節で9位・FC東京U-18(東京)と4位・清水エスパルスユース(静岡)が激突。清水が3-0で快勝し、3試合を残して8位以内と来季のプレミアリーグ残留を決めた。

 清水は前日7日にトップチームが磐田とのダービーを5-1で快勝。その深夜にはユース出身のFW北川航也が日本代表に初選出された。加えて、U-16日本代表のMF成岡輝瑠(1年)とDF田島詳基(1年)がAFC U-16選手権制覇とグッドニュースの連続。「『今度はオレらがやってやる』という雰囲気があった」(平岡宏章監督)というチームは立ち上がりからFC東京を飲み込んだ。

 前半5分、右SB望月勇伸(3年)のパスを右サイド深い位置で受けたMF青島太一(2年)が中央へピンポイントクロス。これをMF丸山優太朗(2年)が頭でゴール右へ押し込んで先制点を奪う。清水は序盤、右サイドでキレキレの動きを見せていた青島のドリブル突破、クロスからチャンス。13分にも青島が獲得した右CKを丸山が左足で蹴り込むと、ニアの青島が頭で決めて2-0とした。

 怪我でエースFW齊藤聖七(3年)が離脱中の清水だが、監物が「凄く雰囲気が良く、個とかそんなに強くないんですけれどもチーム一丸となってやれているところがある。それが今、守備が安定していたり、これだけ点が取れていることに繋がっていると思うし、凄く仲が良いので励まし合ったり、切磋琢磨して成長できているかなと思っています」というように、夏のクラブユース選手権優勝後も雰囲気良く戦うことのできているチームは試合の流れを序盤で自分たちに傾けた。

 一方、昨年、プレミアリーグチャンピオンシップと日本クラブユース選手権で優勝しているFC東京だが、個性派揃いの3年生が卒業し、MF平川怜(3年)とFW久保建英(2年、現横浜FM)は一足早くトップチームへ。U-23チームも兼ねてのシーズンは昨年、一昨年よりもさらにタフなものになっており、降格圏内の9位に沈んでいる。加えて、この日はすでに1年生ながら主力の年代別日本代表4選手が不在。ピッチに送り出された2、3年生たちの奮起が期待されたが、気持ちの入りすぎている選手と、逆に硬くなっている選手もいてどこか噛み合っていなかった。

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