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FC東京U-18を3-0撃破!プレミア残留決めた清水ユースはJユースカップで全国2冠に挑戦

ゲキサカ / 2018年10月9日 21時43分

 ボールを保持して狙い通りのワンツーから右SB高橋亮(3年)が右クロスを上げたり、いずれも戦う姿勢の伝わるプレーを見せていたFW寺山翼主将(3年)と10番MF芳賀日陽(3年)が強引に突破してゴールに迫るシーンもあった。だが、最終ラインからのフィードのミスなども目立つ展開に。上手くいかないことも多い試合となったが、それでも0-2の後半開始から2人を入れ替えたFC東京はホームのサポーターの声援の中で必死に反撃する。

 だが、清水はスピードを活かしたカバーリングや球際の強さを見せるCB栗田詩音(3年)とキャプテンマークを巻いた大型CB監物拓歩(3年)中心に距離間の良い守りを維持し続ける。そして、ゴール前では絶対的な信頼を得ているクラブユース選手権MVPの守護神、GK梅田透吾(3年)が君臨。ほぼ隙のない守りでFC東京の攻撃を封じていた。

 FC東京は後半19分に芳賀のラストパスから交代出場のMF鈴木智也(3年)がチャンスを迎えるも左足シュートは枠外。逆に清水は19分、相手のミスパスを右サイドでインターセプトした青島を起点にショートカウンターを発動する。青島からMF佐野陸人(3年)を経由してPAへ送られたボールをFW川本梨誉(2年)が右足で決めて3-0。意地を見せたいFC東京は攻め続け、右ロングスローからCB湯本創也(2年)の放ったヘディングシュートがポストを叩くシーンがあったが、1点を奪えないまま試合終了を迎えた。

 清水は試合前に「ここで残留を決めよう」と選手たちを鼓舞していた平岡監督も、「立ち上がりに良い入りができた。そしてウチが今年得意としている守備を集中してやってくれたと思います」と頷く内容で快勝。この後、チームはプレミアリーグの中断期間に開催されるJユースカップで2冠に挑戦する。

 梅田は「今、プレミアの優勝からは遠ざかっているので、Jユースを獲ることが一番のチームとしての目標ですし、優勝できればいい」と語り、監物は「(チームは良いニュースを届けられているが)まだまだもう一個大会があるし、もっともっと上を目指して、もっと良いニュースを(静岡に)届けられたら良いと思っています」とコメントした。この日、残留へ向けて負けられなかったFC東京を跳ね返して完勝。2週間の準備期間で力をたくわえて、Jユースカップで好スタートを切る。

(取材・文 吉田太郎)●2018高円宮杯プレミアリーグEAST特集

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