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日本vsパナマ 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年10月11日 20時46分

公式会見に出席する森保一監督

 日本代表は11日、試合会場のデンカビッグスワンスタジアムで公式練習を行い、12日のキリンチャレンジカップ・パナマ戦に向けて最終調整した。練習前には森保一監督が公式会見に出席した。

以下、森保一監督の会見要旨

●森保一監督
―パナマの印象は。
「パナマはW杯にも出ているし、今回もW杯を経験した多くの選手が来日すると聞いている。非常に力のあるチームだと思っている。我々の力を試すうえでも素晴らしい相手と対戦できると思っている。個人というよりもチームとして相手のことを警戒していきたいと思う。相手のことは情報として持っておかないといけないし、相手のストロングポイントは消して、ウイークポイントを突いていくということをしないといけない。相手のことを踏まえたうえで自分たちに今、何ができるかという部分で選手には個人のプレー、チームとしてのプレーを求めたいし、9月のキリンチャレンジカップから今回のキリンチャレンジカップ、さらにその先へとつながる試合をしたい」

―練習ではビルドアップ、縦につける意識を強調しているが。
「コンセプトとしては全員守備全員攻撃、そしてバランスということを考えている。いい守備からいい攻撃にというところはピッチ内で選手に伝えているし、限られた代表活動の中でトレーニングでどれだけできるかは分からないが、ミーティングではいい守備からいい攻撃につなげるところも映像を使って選手に伝えている。私が監督をやってきたこれまでとコンセプトを変えるということはないかなと思う。攻撃の練習が多いのは、攻撃の連係連動という部分で意思統一するのは難しいことなので、攻撃の練習は限られた時間の中でも多く割いている」

―前回に続いて中島を10番にした意図は。
「背番号で選手がやることが決まっているわけではないし、背番号でチームの中での存在が決まっているわけではないので、私は選手とチームに任せて背番号を決めてもらっている。ただし、サッカーにおいて10番という背番号は、世界的に見てもだれでも付けられる背番号ではないので、その背番号を背負ってプレーするというのは本人が考えて、責任を持ってプレーしてくれると思う」

―これまでの練習の中でW杯組との融合に関して手応えはあるか。
「間違いなく選手は練習の中のオンザピッチで、そしてホテルでのオフザピッチでいろいろなコミュニケーションを取ってくれている。経験を伝え合うという部分では、チームとして日本代表がこれまで戦ってきた経験を共有し合い、共通理解を持っていけていると思う。練習の回数は限られているが、選手はトレーニングメニューの意図をくみ取ってくれて、その中でベストを尽くしてやってくれているので成果は挙がっていると思う。コミュニケーションの部分では、ピッチ内でも一つの現象に対して選手がお互いの意見を出し合ってすり合わせしてくれる場面が多く見られるので、チームとしての融合は確実にできていると思う」

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