原大智2発&久保ゴール!3バックも試したU-19日本代表、流通経済大に逆転勝利
ゲキサカ / 2018年11月6日 18時21分
[10.11 練習試合 U-19日本代表3-2流通経済大]
U-20W杯出場を懸けたU-19選手権を控えるU-19日本代表は11日、千葉県内で流通経済大と練習試合(30分×4本)を行い、FW原大智(FC東京)の2ゴールとFW久保建英(横浜FM)のゴールにより、3-2で逆転勝利をおさめた。
土日の出場時間を考慮して影山雅永監督が選手の組み合わせを考えたという実戦では「このチームで守備や攻撃で何をするのかを思い出してもらった」。選手ごとに出場時間を変え、基本の4-4-2に加えてオプションの3-4-3も試すと、「所属チームで3バックをやっている選手が多いので、シンプルな指示で実行できた」と結果にもつながった。
1本目は4-4-2システムでGK若原智哉(京都)、4バックは右からDF石原広教(湘南)、DF橋岡大樹(浦和)、DF瀬古歩夢(C大阪U-18)、DF荻原拓也(浦和)。中盤はキャプテンマークを巻いたMF伊藤洋輝(磐田)、MF山田康太(横浜FM)のダブルボランチで2列目は右にFW斉藤光毅(横浜FCユース)、左にMF滝裕太(清水)、2トップはFW田川亨介(鳥栖)と久保がコンビを組んだ。別メニュー調整のMF齊藤未月(湘南)とMF安部裕葵(鹿島)は不参加となった。
日本は序盤、なかなか距離感が合わず、攻撃の形が作れない時間帯が続く。橋岡や伊藤が裏を狙って蹴り込んだが、前線の田川には入らず、CKのチャンスも生かせなかった。流通経済大にはフィニッシュまで持ち込まれたが、日本のシュート数は0本に終わった。
2本目は斉藤光が2トップの一角に入り、久保が右SHにシフト。開始早々に失点すると、直後にアクシデントに見舞われ、山田が接触プレーで負傷交代。MF藤本寛也(東京V)がボランチの一角に入った。徐々に攻撃のリズムをつかみ、久保が中に絞って石原の攻撃参加を促す。11分には久保がゴール手前からのFKを直接狙ったが、GKオビ・パウエル・オビンナが横っ飛びで阻んだ。
日本は18分に交代カードを切り、原、DF三國ケネディエブス(青森山田高)、GK谷晃生(G大阪)を投入し、3-4-3に布陣を変更。3バックは右から石原、橋岡、三國。右アウトサイドは滝、左に荻原。伊藤と藤本がボランチのコンビを組み、3トップは右から斉藤光、田川、原が入った。徐々に連携が向上した日本はワンタッチでパスをつなぎ、縦への突破を図る。28分には決定機を迎え、ゴール前の混戦からエリア内に抜け出した斉藤光がシュートを放ったが、惜しくも右ポストを叩いた。
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