原大智2発&久保ゴール!3バックも試したU-19日本代表、流通経済大に逆転勝利
ゲキサカ / 2018年11月6日 18時21分
3本目は4-4-2に戻し、GK谷、4バックは右からDF菅原由勢(名古屋U-18)、三國、DF小林友希(神戸U-18)、荻原。伊藤と藤本のダブルボランチで右にMF郷家友太(神戸)、左に滝、原とFW宮代大聖(川崎F U-18)が2トップを形成した。7分、荻原と原のパス交換から宮代がダイレクトボレー。攻撃の形を作ると、12分、宮代のクロスを原が押し込み、1-1に追いついた。16分に田川、DF東俊希(広島ユース)、GK大迫敬介(広島)を投入。田川が右SHに入り、郷家が左に移動。原が空中戦で競り勝ち、郷家が巧みなパスを通す場面もあったが、フィニッシュには持ち込めなかった。
4本目は4バックでスタート。郷家がボランチの位置に下がり、右SHに久保、左SHが宮代、2トップは田川と原が組んだ。決定機はつくれず、14分に田川に代わって斉藤光が入り、再び3-4-3に変更。3バックは右から菅原、三國、小林、右アウトサイドに斉藤光、左に東が入り、前線の3トップは右から久保、原、宮代と並んだ。
この直後、序盤から積極的にプレスをかけていた久保が隙を突いた。15分、相手の横パスを猛ダッシュで奪うと、GKとの1対1を制し、逆転ゴールを挙げた。18分には斉藤光のスルーパスを受けた宮代が持ち上がり、右足シュート。日本の時間帯が続いたが、25分には相手にミドルシュートを沈められ、2-2に追いつかれた。
29分には相手の突破を許したが、菅原の的確なカバーリングで耐え凌ぐと、直後にチャンスが訪れる。30分、左後方から東が精度の高いアーリークロスを入れ、走り込んだ原がダイビングヘッドで押し込んだ。これが決勝点となり、U-19日本代表が3-2で逆転勝利。あす12日にマレーシアに移動して合宿を行い、15日には練習試合を予定。16日にインドネシアに移動し、19日に初戦の北朝鮮戦を迎える。影山監督は「攻守に課題がある。マレーシアでもっと精度を高めて開幕に入りたい」と意気込んだ。
(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】AFC U-19選手権インドネシア2018
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