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初陣から唯一全試合スタメン、3戦連発弾含む2GのMF南野拓実「イメージ通り決めることができた」

ゲキサカ / 2018年10月16日 23時36分

南野拓実が3戦連発弾を含む2ゴール

[10.16 キリンチャレンジカップ 日本4-3ウルグアイ 埼玉]

 2022年カタール・ワールドカップのエース候補が、全メンバーで唯一3試合連続でのスタメン入りを果たし、その起用に応えるように全試合でゴールネットを揺らし続けている。

 3試合連続ゴールが期待されたMF南野拓実は前半10分、MF中島翔哉が出したグラウンダーの鋭いパスをPA左で巧みなトラップと反転でマークを外し、中央に切れ込んで右足シュート。相手GKの右足に当たりながらもゴールに吸い込まれ、先制点を挙げた。

「翔哉からパスが来るタイミング、あそこで欲しいということは試合前から言っていた。イメージ通り決めることができて良かった」

 代表監督が新体制となって初陣からの3戦連発は、1993年のJリーグ発足以降に限れば、1997年岡田武史体制のFW呂比須ワグナー、2005年バヒド・ハリルホジッチ体制のFW岡崎慎司のみ。南野は史上3人目として日本の歴史に名を刻んだ。

 さらに南野は3-2の後半21分、MF堂安律のシュートから相手GKが弾いたボールに反応し、右足で押し込んで4-2。その後、ウルグアイに1点を返されたが、日本が4-3で最新FIFAランキング5位の強豪国を撃破した。

「チームとして勝ち切れたことは非常に良かった。こぼれ球にはFWなのですごく意識していた。自分としてもゴールという形でチームに貢献できて良かった」と、試合後のTVインタビューで振り返った南野。アジア杯前ラストの11月には、ベネズエラとキルギスとの対戦が控えている。「11月もキャンプがあるので、チームに戻ってもう一回代表でプレーできるように、また一からアピールしていきたい」と、最後まで引き締まった表情で語った。
●アジアカップ2019特設ページ

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