強豪にも能力を引き出され、成長中の“ボランチ遠藤航”
ゲキサカ / 2018年10月17日 2時11分
[10.16 キリンチャレンジカップ 日本4-3ウルグアイ 埼玉]
クレバーさと勢いがバランス良くマッチしていた。9月11日のコスタリカ戦(○3-0)以来となる出場を果たした日本代表MF遠藤航(シントトロイデン)は森保ジャパン初陣に続いてボランチでフル出場。豊富な運動量と的確なポジショニングでセカンドボールを奪っては鋭いダイレクトパスでたびたびチャンスを演出した。
前半20分、スルーパスでFW大迫勇也がGKと1対1になる決定機をつくった。同34分にはセンターサークル付近から鋭い縦パスを入れ、中央で受けた大迫が左サイドのMF中島翔哉へパス。大外からオーバーラップしてきたDF長友佑都のクロスに大迫が頭で合わせるというビッグチャンスの起点になった。遠藤のプレーは連動性もスムーズ。世界基準のパス強度で、FIFAランキング5位のウルグアイを何度も崩した。
「前からしっかりとプレスをかけて、攻守において前向に、前向きにやっていこうという意識だった。本当に良い相手とやれて、僕も楽しみながらプレーできたし、埼スタに戻って来られて勝利を届けられて良かった」
浦和に在籍していた7月18日、自らの2得点で3-1の勝利をおさめた名古屋戦以来となる埼玉スタジアムでの白星に、自然と笑みがこぼれた。
攻め気満点の攻撃陣の一列後ろで、バランスを取りながら自分自身も若い選手たちの勢いに乗っかった。「攻撃陣に仕掛ける選手が多かったので、そのリスクマネジメントをしながら、ちょっと前めにポジションを取ってセカンドボールを狙う判断を考えながらやった。僕と(柴崎)岳くんのところのバランスは比較的良かった」。強い相手に能力を引き出されるようにプレーの質を上げた。“ボランチ遠藤航”がまた一段上に上がった。
(取材・文 矢内由美子)
●アジアカップ2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本代表パリ五輪メンバー18人予想 オーバーエイジはDF&ボランチに割け【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年5月9日 7時30分
-
ルヴァン経由でJ1連続先発…磐田MF鹿沼直生が危機察知で存在感「そういうところを求められて使われている」
ゲキサカ / 2024年5月3日 20時44分
-
[MOM4684]日大豊山MF平間右庵(3年)_ ハードワークを貫徹。“豊山の遠藤航”が関東大会初出場に大きく貢献
ゲキサカ / 2024年5月2日 13時52分
-
[MOM4680]帝京長岡MF遠藤琉晟(3年)_新米ボランチが歩み始めた絶対的な選手への一本道。地元出身のダイナモが“後輩たち”の前でプレミア初ゴール!
ゲキサカ / 2024年4月30日 21時41分
-
遠藤航、アンカー定着に隠された“努力” 秘かに励んだ語学学習が生む同僚との呼吸【現地発コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月21日 18時20分
ランキング
-
1巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3「やっぱ持ってる」大谷翔平、“記念日”に自ら祝砲!「日本も早くしないとな。アメリカに先越されとるで」
スポーツ報知 / 2024年5月18日 13時56分
-
41014億円男・大谷翔平が生んだ“今季最高”の光景 米国でも話題沸騰「大金が支払われた理由」
THE ANSWER / 2024年5月18日 19時33分
-
5畑山隆則氏 井上尚弥を絶賛「異次元」「同じチャンピオンでも格差ある」
東スポWEB / 2024年5月18日 18時39分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください