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タイプが違えば…柴崎「僕自身のプレーもちょっとずつ変えないと」

ゲキサカ / 2018年10月17日 2時32分

日本代表MF柴崎岳

[10.16 キリンチャレンジカップ 日本4-3ウルグアイ 埼玉]

 森保ジャパン初先発。後半29分まで中盤の底でチームのバランスを取り続けた日本代表MF柴崎岳(ヘタフェ)は、新たな戦力との融合を図っていこうとしている。

 この日、柴崎の前に並んだのはMF中島翔哉、MF南野拓実、MF堂安律。「前線の選手が仕掛けてくれるタイプ」だったため、「僕と(遠藤)航のところで2次攻撃を展開したり、相手のカウンターを防ぐことを意識していた」と無暗に前線へと顔を出すのではなく、攻撃後のこぼれ球の回収や、相手カウンターを封じるためのポジショニングに気を配った。

 自身は所属するヘタフェで思うように出場機会を得られず。開幕戦こそ先発フル出場を果たしたものの、直近の3試合はベンチ外が続き、公式戦から遠ざかった状況で日本代表に合流した。「試合をこなせていないので、試合の中の感覚には多少不安はあった」ものの、「もっともっと自分としてはできるかなと思う」との感触も得たようだ。

 さらなる輝きを放っていくためには周囲との連係向上は不可欠。ロシアW杯とはメンバーも変わり、「W杯メンバーとは前線のタイプが違う」ため、「僕自身のプレーもちょっとずつ変えないといけない。一緒にプレーする選手によって、出すパスの種類とか、バランスを考えたりしながら、しっかり順応できればいい」と仲間の特長を把握しながら、自らの特長を存分に発揮していく。

(取材・文 折戸岳彦)
●アジアカップ2019特設ページ

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