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20歳DF杉岡大暉が強烈V弾!! 湘南がクラブ史上初のルヴァン杯制覇

ゲキサカ / 2018年10月27日 15時13分

豪快なミドルシュートを突き刺した湘南ベルマーレDF杉岡大暉

[10.27 ルヴァン杯決勝 湘南1-0横浜FM 埼玉]

 JリーグYBCルヴァンカップは27日、埼玉スタジアム2002で決勝戦を行い、初優勝を目指す湘南ベルマーレと2001年以来17年ぶりの戴冠を狙う横浜F・マリノスが対戦した。DF杉岡大暉の豪快なミドルシュートで決勝点を沈め、終盤の守勢を耐え抜いた湘南が1-0で勝利。初制覇の湘南は1994年度に天皇杯を制して以来、24年ぶりの国内タイトルとなった。

 グループステージ、プレーオフステージ、プライムステージで争ってきたルヴァン杯はいよいよ決勝。ともに神奈川県内をホームタウンとする両雄が埼玉の地で相まみえた。湘南はハードワーク、横浜FMはパスワーク、明確なスタイルを志向するチーム同士の対戦に、44242人の観衆がスタンドを埋めた。

 ホーム側の湘南は20日のリーグ前節・札幌戦(△2-2)から先発1人を変更し、MF秋野央樹を起用。元浦和のDF岡本拓也、FW梅崎司が揃ってスタメン入りした。対する横浜FMも20日のリーグ前節・G大阪戦(●1-2)から1人を変更。負傷したMF遠藤渓太がメンバーを外れ、FWユン・イルロクが名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりは激しいプレッシングでボールを奪いにかかる湘南に対し、右サイドのFW仲川輝人を使って個人で打開しにかかる横浜FMという構図。最初の決定機は前半29分、湘南DF山根視来の縦パスをFW山崎凌吾がワンタッチですらし、3人目の動きで反応した梅崎が裏に抜け出た。だが、左足で放ったシュートは惜しくも枠を外れた。

 横浜FMは連続ショートパスで湘南の守備の穴を探すが、マンツーマン気味についてくるマーカーをなかなか剥がせない。優勢が続く湘南は前半34分、岡本のクロスに合わせた山崎のヘッドは枠を外れるも、直後に試合を動かす。同36分、MF石川俊輝のパスがオーバーラップした杉岡に通ると、PA際に切れ込んで左足を一閃。20歳の強烈なミドルシュートがGK飯倉大樹の手をかすめてネットに突き刺さった。

 1点を追う横浜FMは後半スタートから攻勢をかける。2分、左サイドを攻め上がったMF天野純のアーリークロスにFWウーゴ・ヴィエイラが抜け出し、PA右で待っていた仲川にパス。得意のドリブルで湘南ディフェンダーを手玉に取ったが、PA内で倒された場面はファウルを告げるホイッスルが鳴らされなかった。同14分にはMF大津祐樹のミドルシュートがGK秋元陽太の正面を突いた。

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