ユース取材ライター川端暁彦氏が推薦する「Jユースカップ注目の11傑」
ゲキサカ / 2018年11月3日 8時46分
2018Jユースカップ 第26回Jリーグユース選手権大会
クラブユースチーム日本一を争う2018Jユースカップ第26回Jリーグユース選手権大会は11月3日と4日に準々決勝が行われる。8強決戦を前に、サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材する川端暁彦氏にJユースカップ注目の11選手、「Jユースカップ注目の11傑」を紹介してもらいます。
川端暁彦氏「今回は一人で選考するということで奇をてらうことなく、オーソドックスな選考を心掛けました。Jのユースには多くのタレントがいるので、8強からと限定した今回も11人を選ぶのは非常に難しかったですが、『観ておいて損はない』と断言できる11傑だとも思います」
以下、川端氏が推薦する11名
GK天野友心(清水エスパルスユース3年)
「トップ昇格が発表されているのは、昨年のU-17W杯日本代表でもある梅田透吾。だが、今大会は平岡宏章監督が『梅田と遜色ない力がある』と評する天野が大活躍。三菱養和SCユースとの3回戦では2本のPKストップも魅せた」
DF杉井颯(柏レイソルU-18、3年)
「常に顔を上げてポジティブな声掛けができるリーダーであり、最終ラインでタフに戦えるファイターであり、ダイナミックに攻撃へ絡める名手でもある。リーグ戦では中盤でプレーする姿も見せた」
DF岡本將成(アルビレックス新潟U-18、3年)
「今夏の日本クラブユースサッカー選手権(U-18)で一躍評価を高めた大型CB。高さに加えてスピードもあり、ロングボールも蹴れる。まだまだ粗削りの部分もあるが、ポテンシャルは非常に高い。U-18日本代表。来季トップ昇格内定」
DF中村桐耶(北海道コンサドーレ札幌U-18、3年)
「昨年途中まではセンターFWの選手だったが、CBへコンバートされて大きく開花。FWとしても武器だった左足のキックをビルドアップで活かしつつ、高さ・強さで相手FWに対抗する。U-18日本代表。来季トップ昇格内定」
MF東俊希(サンフレッチェ広島ユース3年)
「そのパワフルな左足のキックはU-19日本代表のアジア予選突破の原動力となった。日程を考えると準々決勝に出る可能性はゼロに近いが、やはり紹介しておかないわけにはいかないタレントだろう」
MF山内翔(ヴィッセル神戸U-18、2年)
「各ポジションに個性的な選手がいる神戸から誰を取り上げるべきかは悩みどころだが、キーマンの一人がU-16日本代表のボランチであることは確かだ。長短自在のパスで味方を操りつつ、ゴール前へ進出してのシュートも狙う」
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