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インハイ8強の富山一、圧巻6発で全国再挑戦へあと一つ!! 指揮官バースデーを勝利と歌で祝福:富山

ゲキサカ / 2018年11月3日 20時36分

 さらに攻勢を緩めない富山一は後半20分、中盤でパスを受けた中崎がPA右に斜めの持ち上がり、鋭い腰の回転で右足を振り抜き、ファーサイドに叩き込んで4点リード。そこから次々に選手を交代すると、同24分には途中出場MF寺尾陸(3年)を起点に真田が攻め上がりを見せ、グラウンダーでのクロスに小森が合わせて5点目が入った。

 富山一は後半29分、FW林拓真(3年)のミドルシュートは細岡の攻守に阻まれたが、直後の同30分にはゴール前での分厚い波状攻撃から林が流し込んで6点リード。対する富山中部は終盤、空中戦に強いDF六渡凱(3年)と細岡を前線に上げ、1点をもぎ取ろうとしたが、同アディショナルタイムの細岡のヘッドはGK近藤昭宏(3年)がセーブ。最後まで守り切った富山一が大差での完封勝利で決勝へと歩みを進めた。

 今大会はここまで4試合で44得点0失点。「リスクをかけないように相手陣地でボールを奪って攻めるイメージ」(大塚監督)という効率的なスタイルが圧倒的な戦績につながっている。全ては再び全国の舞台に立つため。「ノックアウト一発勝負なので、慎重にセーフティーに、失点確率をなるべく上げないようにプレーする。それをやり切ったつもり」と一定の手応えを得ているようだ。

 54歳の指揮官は世代継承にも取り組んでおり、この日の序盤はコーチ陣に指揮を任せていた。「なるべく出ないようにと思ってやっているけど、我慢できなくて前に出てしまって」と終盤はテクニカルエリアに張り付いていたが、「それじゃみんな成長できないからね」と苦笑い。「決勝は黙って見られるように、そして子どもたちの力になれるようサポートできれば」と落ち着いた表情で“頂上決戦”を見据えた。

(取材・文 竹内達也)●【特設】高校選手権2018

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