1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

夏の予選初戦敗退から切り替えてきた長崎総科大附、3-0快勝で3連覇に前進:長崎

ゲキサカ / 2018年11月3日 19時57分

後半5分、MF仲田瑠(10番)のゴールを喜ぶ長崎総合科学大附高イレブン

[11.3 選手権長崎県予選準決勝 長崎総合科学大附高 3-0 創成館高 トラスタ]

 長崎総科大附が3連覇へ前進! 第97回全国高校サッカー選手権長崎県予選準決勝が3日に行われ、昨年度全国8強の長崎総合科学大附高とインターハイ予選準優勝の創成館高が激突。長崎総科大附が3-0で快勝し、長崎南山高との決勝進出(11月11日)を決めた。

 序盤、攻勢だったのは創成館の方だった。MF岩崎雄永(1年)がタックルを決めるなど球際でも良くファイトする創成館は、左WB梅林大稔(3年)のアーリークロスやMF赤川凜太郎主将(3年)の中央突破などスタンドを沸かせるシーンを作り出す。一方の長崎総科大附は相手のロングボールに押し込まれるなどチーム全体が間延びしてしまい、最前線に位置する湘南内定MF鈴木冬一(3年)までなかなかボールを繋ぐことができなかった。

 だが、長崎総科大附はDF柏木澪弥(3年)、DF大切達矢(3年)、DF鈴木八雲(3年)の3人が創成館のFW有働洋匡(3年)、FW田中瑛修(2年)、10番FW井川幸人(3年)にマンツーマンで対応。局面の攻防戦の強さとDFラインの押し上げ、前からの守備への修正によって相手にも決定機を作らせない。そして34分、長崎総科大附はチームがシュートを打てていない状況を変えようと10番MF仲田瑠(3年)がドリブルシュートにチャレンジ。強烈な一撃はGK正面を突いたが、跳ね返りをFW下地春也(3年)が左足で狙い、最後はゴール前に再びこぼれたボールを仲田が押し込んで先制点した。

 相手を飲み込むような展開ではなかったものの、1点を奪い取った長崎総科大附が流れを傾ける。その後は鈴木が下地とのワンツーにチャレンジしたり、リフティングしながらDFを剥がしてシュートへ持ち込もうとするなど仕掛ける回数を増やしていく。

 そして後半5分、右サイドの下地からのパスを右中間で受けた仲田が角度の無い位置から豪快な右足シュート。これがニアを破り、2-0となった。さらに10分、長崎総科大附はクリアボールに反応した交代出場MF村上広樹(3年)が、左足シュートをゴール右隅にねじ込んで3点差とする。

 痛恨の連続失点となった創成館は、DF池田洋明(3年)のポジションを上げてまず1点を返そうとする。有働がターンから前進したり、赤川がスペースへ抜け出そうとするなどゴールを目指したが、ラストの部分で焦ってしまう部分もあって長崎総科大附の守りを破ることができない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください