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「自分たちが新しい歴史をつくる」。選手権初出場初V目指す三浦学苑が神奈川決勝進出!

ゲキサカ / 2018年11月4日 20時6分

 横浜創英は後半開始から“切り札”のMF藤原悠生(3年)を投入。さらに2選手の投入によって、この日最終ラインで先発した司令塔・MF金子拓真主将(3年)のポジションを上げようとする。だが、投入直前のタイミングで三浦学苑が追加点を奪った。後半10分、左サイドからのFKでキッカーの末次がニアへ鋭いボールを入れる。これに走り込んだ能勢が1タッチでゴール。相手がギアチェンジする前に大きな2点目を奪った。

 横浜創英は中盤へ上がった金子と交代出場MF山田凌大(3年)がパスワークの精度を上げる。17分にはコンビネーションでの崩しから山田がスルーパス。これで抜け出したMF荒俣圭汰(2年)が右足シュートを決めて1点差とした。

 その後、相手に決定機を作られながらも凌いだ横浜創英は、細かいスペースをショートパスで打開しながら前進。繰り返しパスでの崩しにチャレンジした横浜創英は30分に右クロスを綿谷が頭で合わせ、31分には相手のクリアをチャージした山田がGKと1対1になった。だがシュートはわずかに枠右へ。同点機を逸した横浜創英に対し、三浦学苑は34分、FW渡邉天翔(3年)の突破から末次が右足で決めて勝負を決定づけた。

 三浦学苑は新チーム発足当初から日本一が目標。もちろん、神奈川で優勝することは簡単ではないが、日常的に「全国制覇」という言葉を発し、選手たちが同じ方向を向いてそれを達成するための努力を続けてきた。この日は隙の無い戦いで難敵を撃破。能勢はインターハイ全国2位の桐光学園高と戦う決勝へ向けて「自分たちが新しい歴史をつくると考えてやっている。(県予選の)優勝というのがゴールではないので、その先に繋がるように今週一週間、対策を練ったりして自分たちのやりたいサッカーができるような練習をしていきたい」。まずは県決勝。選手権初出場を果たして歴史を一つ塗り替える。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018

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