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「チャレンジャー」「絶対謙虚」。立ち向かう姿勢持って戦う桐光学園が4-0で神奈川準決勝突破!

ゲキサカ / 2018年11月5日 10時4分

後半35分、桐光学園高はU-16日本代表のエースFW西川潤がPKを決めて4-0

[11.4 選手権神奈川県予選準決勝 東海大相模高 0-4 桐光学園高 等々力]

「チャレンジャー」桐光学園が決勝進出! 4日、第97回全国高校サッカー選手権神奈川県予選準決勝が行われ、インターハイ準優勝の桐光学園高が右SB岡孝樹(3年)の先制ヘッドなどによって東海大相模高に4-0で快勝。桐光学園は11日の決勝で2年ぶりの全国大会出場を懸けて三浦学苑高と戦う。

 桐光学園の鈴木勝大監督は選手たちに「自分たちから立ち向かうこと」「絶対謙虚」という姿勢を徹底的に求めてきた。インターハイ全国2位という結果はチームの自信になった一方で慢心をもたらしてもおかしくないところ。だが、U-16日本代表のエースFW西川潤(2年)がAFC U-16選手権で不在だった期間などに苦戦を強いられてきたこともあり、「チャレンジャーという立ち位置でまず入るようになった」(鈴木監督)というチームは、この日も立ち向かう姿勢を見せ続けて難敵を突破した。

 桐光学園は準々決勝の日大藤沢高戦で2点を先取されたこともあり、立ち上がりの入り方を修正。強度高く、切り替えの速い守備とGK北村公平(1年)の好セーブもあって0-0で試合を進める。そして前半24分、西川の右CKをニアに飛び込んだ岡が頭で合わせて先制点を奪った。

 岡はインターハイ予選準決勝でも後半終盤に同点ヘッド。「ニアにいい感じで来たのでインターハイの時もニアで合わせて同じ位置で合わせることができた。チームにいい流れを持って来れていると思っています」という岡の一撃で桐光学園がリードを奪った。

 関東大会予選優勝校の東海大相模は、甲府内定のU-17日本代表MF中山陸(3年)が先月に太腿を負傷した影響で万全ではなく、ベンチスタート。MF有馬和希主将(3年)と10番MF中島優太(3年)を中心に長短のパスを交えながら攻撃するが、シュート数を増やすことができない。0-1の後半立ち上がり、中山のスタンバイが完了し、交代準備。だが、彼の投入直前に痛恨の2失点目を喫してしまう。

 後半9分、桐光学園は右中間でボールを受けた西川が複数のDFを引きつけると、ターンしながら逆サイドでフリーのMF西牧蓮(3年)へスルーパス。GKと1対1となった西牧が左足シュートを決めて2-0とした。この日マンマークを受けていた注目FW西川は、個で勝負するよりも1タッチパスを多用していたが、見事な駆け引きから2点目をもたらした。

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